研修について

みなさん、こんにちは。仙台つつじがおか歯科の岩本です。
今回は私が定期的に受けている研修についてご紹介したいと思います。

☆歯科衛生士としての研修☆

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これは、こんにゃく…ではなくて、アーカンサス砥石と言います。歯石を取る器具(ハンドスケーラー)の切れ味のメンテナンスに使用しています。握り方やスケーラーに当てる角度によって、スケーラーの仕上がりが変わってきます。先月行われた歯科衛生士勉強会で、歯科衛生士インストラクターの『濱田智恵子先生』に持ち方のアドバイスを頂いた時の写真です。

 

☆チームに分かれた衛生士勉強会☆

青葉会では、そんな勉強会を2ヶ月に1度受講できる制度があります。私が参加しているチームは、実際に来院されている患者さんの症例を発表し合う『症例検討会』、各自の手技の確認などが行われています。『症例検討会』では自分が発表する時も、他の衛生士の発表を聞いている時も、ずーっと脳がフル回転しているので、学ぶ事も多く、終わった時の充実感がすごいです。

 

☆歯科衛生士でなく、チームスタッフとしての研修☆

衛生士勉強会とは別に、法人全体のプレゼン大会が毎年開催されています。仙台つつじがおか歯科の診療データやその中で工夫している点などを、今月15日の研修にて、全医院向けにプレゼンしました。プレゼンの準備は大変でしたが、進めていくうちに、今のチームスタッフへの感謝の思いが込み上げてきましたので、ちょっとだけ…語らせて下さい。

 

☆仕事観とチーム観の更新☆

もともと歯科衛生士は、歯科医師の指示に従って働くのが仕事です。診療の補助についたり、患者さんの口腔内をケアし、ブラッシングや生活習慣の指導をし、資料や記録を書くーーー、それが一般的な歯科衛生士業務です。

私、昔は、最低限それが円滑に進むだけのチームワークがあればいいのでは?と思っていました。

しかし時間が経つにつれ、衛生士業務だけを淡々とこなせばいいのではなく、患者さんのために自分の医院をこうすればもっと良くなるのでは?というのが見えて、改善するうちに一人では手が足りなくなりました…。

そして、歯科衛生士以外のスタッフに力を借してもらう事が増えてきました。チームで動く大切さが、やっとわかって来ました。

当法人の理事長、笠原先生のプレゼンで、いつも教えてもらう言葉があります。
『一人で見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと一緒に見る夢は現実だ。』
オノ・ヨーコさんの言葉です。

チームに求められるものは、まず何よりも患者さんの情報の共有ですが、スタッフそれぞれが何を考えているのか理解し、協力し合う事で、「今よりもっといい歯科医院」が実現できるのでは、と考えるようになりました。

研修の準備というきっかけがなければ、得る事ができなかった気づきです。

☆先生と藤原さんと目黒さん☆

最後に、研修の話からは脱線しますが、そんなチームスタッフの話をしたいと思います。
自分から声をかけてサポートしてくれる、貴重な仲間です。本当に助けられていますし、私も助けたいと思っています。

一度当院に来られた方ならおわかりいただけるかと思いますが、藤原さん、目黒さん、本当に優しくて患者さん思いの歯科助手さん達です。
そして何よりも先生がおおらかでいてくれるので、それが優しさを発揮できる雰囲気を作っている要因かもしれません。

最後はおこがましい話になってしまいましたが、スタッフ一同お待ちしております。よろしくお願い致します。