こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。
4月にはいり新生活がスタートする季節ですね。
先日は仙台でも桜が開花をむかえ近所のつつじがおか公園でお花見をされた方も
いたのではないでしょうか?
さて今回は最近問いあわせが増えてきている歯ぎしり、食いしばりについて説明していこうと
思います。
大きく歯ぎしりといっても以下の3種類に分けられます。
1、タッピング
カチカチと歯を小刻みに噛み合わせることです。
2、クレンチング
奥歯が強く噛みしめているいわゆる食いしばりのことです。
3、グライデイング
顎を左右にスライドさせることです。
すり減ることでギーギーと音がなります。
現代人は様々なストレスのさらされていることもあり、体重の何倍もの力が歯にかかることによって増加傾向ともいわれています。
これが習慣化されると起こる事の例としては
1、知覚過敏
歯同士がすり減る事で歯の神経が露出してくるので冷たいもの、温かいもの、甘いものに対しての刺激がでてきます。
2、歯周病
歯に過大に力が加わることで歯と歯の間にある歯根膜と呼ばれる部分にも余分な力がかかり歯がグラグラするなど歯周病の悪化につながります。
3、顎関節症
歯に過大な力が加わることで顎の関節にも負担がかかり顎の周りに痛みが生じる、口が開きづらくなる、カクカクと音がなるといった顎関節症につながります。
通常無意識下の状態でおこなわれているため自覚症状は少なく近親者、第3者からの指摘で
気づく場合が多いのが特徴です。
解決方法としては
1、マウスピースの作成
就寝時にマウスピースをつけることによって歯ぎしり、食いしばりの力を干渉し
歯ぎしりなどがおきても歯の変わりにマウスピースが削れてくるので歯に負担をかけずに
すみます。
2、生活習慣の改善
歯ぎしり、食いしばりはストレスが原因でおこります。
就寝前に音楽を聞いてみたり、お風呂のはいってリラックスしてみたり、
体のストレッチをするなどストレスを軽減させる工夫をしてみてはいかがですか?
3、知覚過敏の治療
歯ぎしり、食いしばりをされている方は歯のすり減りがお口の中でみられます。
削れた場所に知覚過敏の薬を塗布したり、歯科用のプラスチックで埋めたり、
衛生士によるハブラシ指導で歯を保護するようにしていきます。
このように人によって歯ぎしり、食いしばりには個人差があるので気になったり、
周囲から指摘された経験のあるかたは一度歯科を受診してみてはいかがでしょうか?
なにかご不明な点があれが連絡してください。
よろしくおねがいします。