こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。
4月も後半にはいり今週末から大型連休をむかえる方もいるのではないでしょうか。
新しく新生活も始まり落ち着いてきたこの時期に一度歯科検診をうけてみてはいかがでしょうか。
さて今回は歯周病について説明していこうと思います。
まず歯肉炎と歯周病の違いから説明していきます。
1、歯肉炎について
一般的に若年者に多くみられ完治することは可能だといわれています。
原因は歯垢いわゆる細菌の集合体(バイオフィルム)が歯茎に侵入することにより炎症をおこします。
歯茎が赤くはれている状態で予防方法としては
ブラッシングを習慣化し歯垢の除去をおこなうこと
含嗽剤でうがいをおこないお口の中を清潔にたもつこと
定期的な歯科検診をうけブラッシング、うがいで落としきれない汚れをしっかり除去すること
があげられます。
2、歯周病について
一般的に高齢者に多くみられ完治することは困難だといわれています。
原因は歯周病菌が歯茎に侵入することにより歯茎だけではなく歯を支えている周りの骨までとかしてしまいます。
歯茎がブヨブヨしている状態で予防方法としては
歯肉炎の予防に加え歯と歯茎の境目、いわゆる歯周ポケットの歯周病菌を除去することで改善がみこめます。
ただブラッシングだけでは歯周ポケットの中を完全にきれいにすることは困難で定期的な歯科検診を受診しお口の中を管理していくことが重要です。
歯肉炎から歯周病に移行するケースが多くみられるため早期発見、早期治療がもとめられます。
当院でおこなう歯肉炎、歯周病の治療の流れとしては
1、まず問診をおこない歯周ポケットを含めた全体の検査、レントゲン撮影をおこない
2、歯肉炎、歯周病のレベルを把握し、患者さんへの説明をおこない
3、歯のクリーニング、ハブラシ指導、フロス、歯間ブラシ等のケア商品の推奨をおこない
4、今後の注意事項について説明するところまでおこなっており
定期的な予防管理型として診療をおこなっております。
ハブラシをおこなうたびに歯茎から出血する、毎朝おきるとお口の中がネバネバする、周りから口臭を指摘されたなどお口のトラブルをかかえている方がいらっしゃるならこの時期に一度歯科検診をうけてみてはいかがですか。
歯肉炎、歯周病のレベルも人それぞれで個人差があるのが現状なので何か不明な点があれがお問い合わせいただければとおもいます。
よろしくおねがいします。