妊娠中の歯科治療について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

先日のゴールデンウィークは皆さんどのように過ごされましたか?

私は毎年地元徳島の幼なじみと一泊二日で四国旅行することが慣例となっていており

今年は小豆島にいってきました。

リフレッシュもできまた診療に励んでいきたいとおもいます。

さて今回は妊娠中に歯科治療および予防について説明していこうとおもいます。

まず妊娠中で歯科治療にはいるタイミングで好ましいといわれているのが

妊娠中期5ケ月から7ケ月(16週から27週)です。

これは妊娠初期1ケ月から4ケ月だと切迫流産の危険性が

妊娠後期8ケ月以降だと陣痛など母体に負担がかかる危険性が

あるからだといわれています。

治療内容としては

1、むし歯の治療

フッ素塗布をおこない白濁しているCOに再石灰化をうながしたり

むし歯を削ってC1およびC2にプラスチックの材料でうめたり金属などのつめものでふさいだり

神経をとってC3に被せものをいれる

ことをしていきます。

2、歯肉炎、歯周病の治療

歯ブラシ指導をおこない歯肉炎の予防をおこなったり

衛生士による歯のクリーニングで歯垢、歯石の除去をこない歯周病の治療をおこなう

ことをしていきます。

特に妊娠中は妊娠によるホルモンバランスの変化により妊娠性歯肉炎がおこりやすく

歯茎からの出血および歯茎の腫れがおこりやすく注意が必要です。

最近の問い合わせでおおくなってきているのが

1、麻酔の安全性について

歯科で使われる麻酔は局所麻酔なので一般的に無痛分娩などにももちられているものと

同様なので胎児には影響ないといわれています。

2、レントゲンの胎児への影響について

歯科でレントゲン撮影を行う際には被爆をさけるため防護エプロンを着用してもらい

撮影部位も口腔内にかぎられているため影響は最小限でおさえれるため胎児には影響ないと

いわれています。

3、鎮痛薬、抗生物質の服用による可否について

妊娠初期および妊娠後期では強い薬には胎児への影響が及ぶ危険性があるため

かかりつけの産婦人科と要相談のもとで処方をこなうことがあるため十分な注意が必要です。

このように妊娠中に歯科治療をうけるにあたっての記述をさせてもらいましたが当院では

まず治療より予防を重視し、楽な体勢で診療ができえるようにチェアーの位置の調整、

ならびに声かけをおこない体調の少しの変化にも対応できるようにおこなっております。

今後何か不明な点があればご遠慮なく問い合わせください。

よろしくおねがいします。