予防歯科について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

8月にはいり当院は11日から16日までお盆休みのため休診とさせていただきました。

皆さんお盆休みはどう過ごされましたか?

私は沖縄で休暇を過ごし有意義な時間を過ごす事ができました。

17日からは通常診療にもどりますのでよろしくおねがいします。

さて今回は当院がかかげている予防歯科について説明していこうと思います。

一般的に診断が終わった後には治療、予防の2つにはいることができます。

治療は歯を削ったり、歯を抜いたりすることで

予防は今後歯を今以上に削ったり、抜いたりしないようにすることです。

最近ではむし歯と診断させても進行具合によって治療するのか予防するのかに

選択することは可能です。

C0 要観察歯 歯の表面の白濁については一般的に歯ブラシ指導をおこない

フッ素塗布をおこなう予防処置が

C1 エナメル質う蝕 歯の一番表層のエナメル質がむし歯になっている状態については

最近では歯ブラシ指導、フッ素塗布をおこない今以上にむし歯が広がらない予防処置が

とられることが多いです。

この背景にあるのはむし歯の治療をおこなって治療が完了しても

予防ができていないと再びその箇所からむし歯になってしまうことが

予想されることがあります。

C2からC4のむし歯に関しては痛みを伴うことが多いため治療にはいることが一般的です。

では治療が完了した後に再びむし歯にならないようにするためにはどうしたらいいのいか?

まずおこなうこととして

1、ブラッシング

適切なブラッシングをおこなうことによりお口の中を清潔に保つ事が重要です。

衛生士による歯ブラシ指導、および患者さんひとりひとりにあった歯ブラシ、歯磨き粉の

推奨をおこなっております。

2、定期検診

ブラッシングで落としきれない汚れなど定期的に歯科医院でおこなうPMTCにより

お口の中をさらに清潔に保ち、レントゲン撮影や歯周ポケット測定などにより

目では確認できないところまで詳しく精査することが可能です。

3、補助器具に使用

うがい薬をつかうことにより夜間でのお口の中の細菌の増加を防ぎ

歯間ブラシ、デンタルフロスをつかうことによって歯ブラシではとどきにくい部分の

汚れをとり

キシリトールタブレットを食後とってもらうことでむし歯菌の増殖をおさえることが

できます。

夏休みも終盤にはいりこの期間にお子様の治療および予防を希望される親御さんも

増えてきています。

何か不明な点があればご遠慮なくお問い合わせください。

よろしくおねがいします。