こんにちは!仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の及川です😊
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。まだまだ寒い日が続きますので、お身体に気をつけてお過ごしください。
虫歯予防にはブラッシング等により、虫歯の原因となる菌をこすり落とすことが大切ですが、歯の質も虫歯のリスクに関係しています。
そこで今回は歯に良い食品について紹介していきたいと思います!
むし歯は実は生活習慣病です!不規則で偏った食事をしていると、歯にも悪い影響が出てしまいます!バランス良く、規則正しい食習慣をお子様に与えることは将来の丈夫な歯を作る上でとても大切なことなのです。
ここからは歯に良い食べ物の例を紹介していきます!
【歯の基礎をつくる食品】
良質タンパク質
・・・あじ、卵、牛乳、豆腐など
【エナメル質の土台を作る】
ビタミンA
・・・豚肉、レバー、ほうれん草、にんじん、バターなど
【象牙質の土台を作る】
ビタミンC
・・・ほうれん草、みかん、さつまいも、キャベツなど
【歯の石灰化を助ける】
カルシウム、リン
・・・ひじき、チーズ、しらす、米、牛肉、豚肉、卵など
【カルシウムの代謝を助ける、石灰化の調整をする】
ビタミンD
・・・バター、卵黄、牛乳など
歯に良い食品を食べているからといって、むし歯にならないというわけではありません。
食べ方もとても大切です。
食後、お口の中は酸性に傾きます。お口の中が酸性になっていると、歯の脱灰が進んでしまいます。しかし、その後少し経つと唾液の作用により、お口の中の酸性度は下がり再石灰化という作用が働きます。
だらだらと食べていると、お口の中の酸性度は上がったままになってしまいます。間食をとると、その分、脱灰の時間が増えて、きちんと再石灰化する前にまた脱灰が始まってしまいます。そのため、虫歯のリスクが高まってしまうのです。
以下のような食生活が理想です!
*極力、間食は1日1回、だらだら食べないようにしましょう!
*食事を摂る際は、しっかり噛んで、唾液を出すようにしましょう!
*寝ている時は唾液が出にくいので、寝る1、2時間前はお茶、お水にしましょう!
今回は食事について紹介しましたが、虫歯は複数の要因が重なり合っておこる病気です。
虫歯は
・原因となる菌
・歯の質(むし歯に対する抵抗力)
・糖分(お菓子だけではなく、普段の食品にも含まれている発酵性糖質)
・酸にさらされる時間
の組み合わせで起こります。どれかができているから大丈夫と言うわけではありません。
食生活に気をつけることに加え、毎日の歯磨きをしっかり行うことで、むし歯になりにくい歯を作りましょう。
当院ではフッ素の塗布をはじめ、歯磨きの仕方や食生活の習慣など、むし歯を予防するためのアドバイスをさせていただいております。
お気軽にご相談ください!