知覚過敏の予防と治療

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。今年も残り2ヶ月と少しになりましたね。特にこの時期は季節の変わり目で体調を崩しやすくなるため皆さん普段からブラッシングでお口の中を清潔に保つようにしてください。口腔内に菌は何億とも存在しており免疫力が下がると増殖する兆しがあります。インフルエンザの予防や誤嚥性肺炎の防止にもなりますのでおすすめは起床時にすぐ歯磨きをする習慣をつけてもらえると効果が実感しやすいです。

さて今回は知覚過敏の予防と治療について説明していきます。まず知覚過敏とは歯の表面を覆うエナメル質が機械的や科学的な刺激で削れることで象牙質が露出し象牙細管を通した刺激(冷水痛や温熱痛)が神経に対する症状を起こすことです。最近寒くなり起床時にうがいをしたり歯磨きをする際に歯がしみる感覚はないですか。秋、冬に限らず春、夏を通してこの知覚過敏は起こりますので注意が必要です。

知覚過敏の原因として挙げられるのが、歯ブラシ圧です。硬めの歯ブラシや研磨剤含有の歯磨剤を併用しゴシゴシ磨くことで歯の表面が削れて知覚過敏を起こします。さらに歯周病で歯肉が痩せたり歯槽骨が吸収してくると歯の根の部分が露出します。加齢にともなう歯肉退縮、中高年層から進行する歯周病、矯正治療による一時的な歯肉退縮など虫歯になってなくてもピリッとした痛みがでます。日中の食いしばりや就寝時の歯ぎしりも過大な力が前歯や奥歯にかかりつづけることでエナメル質の削合となり結果知覚過敏が起きます。最近では柑橘系のレモンやりんごなど食べ物、ワインやコーラなど飲み物による酸による脱灰も報告されています。

まずご家庭でできる対策は柔らかめの歯ブラシに変更することで歯に余分な力がかかるのを抑え、知覚過敏用の歯磨剤に変更するこてで削れた象牙質を保護してくれます。ただこれだけでは十分ではありません。歯科での歯周治療で歯肉退縮を予防し露出した象牙質をレジンで修復することでより効果が期待できます。マウスピースを就寝時にあわせて使用すれば前歯や奥歯の保護にもつながるため是非相談の上での使用をすすめます。食生活を見直すことで酸を含んだ食べ物、飲み物を控えるもしくは間隔をあけることも大切です。

当院ではまず知覚過敏の原因を究明し予防や治療を提案するようにしています。何か最近歯がしみて知覚過敏のような症状がある方はご相談ください。