こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。
3月は卒園、卒業シーズンですね。この時期になると医院に治療や予防に来てくれる小児や保護者と今までの成長など話ができるのが楽しみの一つとなっています。
特に保育園や幼稚園で年少だったお子さんが年中、年長にあがるに連れて1人で入室できるようになり、あいうべ体操を模倣してもらえたり生え変わりを一緒に確認しあえたり、歯科でおこなえる範囲も広がることに成長がみてとれます。
さて今回はお口の体操について説明していこうと思います。まずはお口の体操は主にオーラルフレイルの防止で高齢者を中心に発音や嚥下に影響がでないように簡単なことから改善していくのが目的です。
例えばお口や舌の動きを滑らかにする目的でパタカラ体操があり、パ、タ、カ、ラを一語ずつ明瞭に発音することで発音が聞き取りやすい環境が作れます。
唾液腺マッサージをすることで耳下腺、顎下腺、舌下腺を均等に刺激することで唾液の流出を誘導しお口を潤し結果、口腔乾燥を防ぐことができます。
次に飲み込む力をつける目的で代表的なものとして開口訓練が挙げられゆっくり大きくお口を開けて10秒保持、そのあとしっかりお口を閉じて10秒休憩することを繰り返し嚥下機能が衰えないようにします。顎関節症や顎が外れやすい方は無理のない範囲で行うようにしましょう。
嚥下機能の低下は誤嚥性肺炎のリスクを高めることから特にお口の体操としては重要です。
最後に噛む力をつける目的で咀嚼訓練があります。ガムを噛むことで噛むために必要な筋肉を鍛えていきます。その際に注意しなければいけないことは唇をしっかり閉じて噛むこと、ガムは1箇所ではなく左右均等に噛むように意識すること、姿勢を正しくして噛むことが大切です。朝と夜、1日2回を目標にするといいでしょう。
高齢者以外でも最近口腔機能の改善として、あいうべ体操を当院では推奨しています。小児から大人、高齢者全てに当てはまる体操なので皆さんも一度、あ、い、う、べを正しく正確に発音してみてください。継続することで表情も豊かになり好印象をもたれやすいです。
お口の体操は毎日続けることで生活の質の向上につながると私は思います。お口の体操について何かご不明点や疑問点があればお問合せください。