こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。まもなくゴールデンウィークが始まります。天候が気になるところではありますが皆さんどのように過ごされる予定ですか。週間天気では中日の4日が雨予報になっていますがそれ以外は晴れが期待できそうです。当院は4月29日(水)と5月3日から6日までの4日間が休診日となるためご予約いただく際はご理解ご協力よろしくお願いします。
さて今回は歯科麻酔について説明していこうと思います。歯科麻酔の中でまず前提として麻酔の目的は痛みを無くすこと、ストレスを軽減させること、処置が安全に行えるように患者さんの全身状態を維持することです。
歯科で用いる麻酔の代表的なものとして局所麻酔、静脈内鎮静法、全身麻酔が挙げられます。
それぞれの特徴として局所麻酔は一般歯科で最も使用頻度が高いもので表面麻酔で歯肉表面の感覚を麻痺させ浸潤麻酔で歯の周囲組織の感覚を無くし処置をおこないます。稀に麻酔の効きにくい場所や浸潤麻酔よりも広い範囲で効果を期待したい場合や親知らずの抜歯などには伝達麻酔を用いることがあります。麻酔奏功時間も浸潤麻酔の1時間から3時間に比べ4時間から6時間の効果がありますが個人差もでるためあくまで目安として考えてください。
浸潤麻酔の中でもリドカインを使用する場合、他の浸潤麻酔と比べて組織浸透性が高く麻酔効果も速やかで持続時間もしっかり確保できます。ただ血管収縮薬が含まれているため高血圧、糖尿病、甲状腺機能亢進症、うつ病の既往患者に使用する際は担当医との対診で可否を確認した上で行うようにしています。
リドカインよりもプロピトカインを使用した場合は血管収縮薬が含まれない分、上述した疾患の患者にも安全に用いることができます。
静脈内鎮静法では歯科に対して恐怖心が強く、歯科器具を口腔内で使用した際の嘔吐反射が強く、高血圧など全身管理が必要な方に用いる麻酔法です。軽いうたた寝をしているようなリラックスした状態で意識がある中で自発呼吸も可能で入院する必要もありません。術後の回復も早く当日にお帰りいただくことも可能です。
それに対して全身麻酔では静脈内鎮静法に比べて完全に意識のない状態での治療となり自発呼吸ではなく気管内挿管をしながら入院する必要もあります。術後の回復に時間を要する為、親知らずを全て1日で抜歯を希望する方、特に全身管理が必要な既往のある方に用います。
このように歯科麻酔で主に用いる3種類の方法について説明させてもらいました。