虫歯になった歯を治療するのには
たくさんの方法があります。
「C1」や「C2」の虫歯では
コンポジットレジン充填がよく行われます。
くだけて言えばプラスチックのようなものです。
虫歯を取った後に
このプラスチックのようなものを詰めるのです。
カラーバリエーションもあり
ひとりひとりの歯の色に似た色を選択することができます。
ただし、コンポジットレジンには吸水性があるため
時間の経過とともに変色して黄ばんでいくのが欠点です。
今は接着技術も進んできて
当院で使用しているG−ボンドプラスでは
10MPa以上の引張接着強さです!
つまり、くだけて言えば
たてよこ1mmくらいのごま粒のような接着面積でも
1Kgの力で引っ張ってもとれないんです
と理論上ではそうなっています。
ただし、現実は条件によって必ずしもそうとは限らず
水分が多く含まれている子供の歯質では
より外れやすいようです。