歯の動揺度

歯周病について評価する場合、
ポケットの深さ以外にもたくさんの指標を
総合して判定を行います。

歯のぐらぐら具合もそのひとつです。
一般的にはミラーの分類が広く用いられています。

0度:生理的な範囲内の動揺(0.2mm以内)
1度:ほっぺた側と舌側方向にわずかに揺れる程度(0.2~1mm)
2度:ほっぺた側と舌側方向に中等度に揺れ(1~2mm)、前後にもわずかに揺れる
3度:さらに上下方向にも揺れる(2mm以上)

ぐらぐら動くということは、
歯を支えている骨がなくなってしまっているということです。
3度くらいになると保存するのは難しくなります。