むし歯の進行について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

今年もあと残すところ一ヶ月ちょっとになりました。これから忘年会にシーズンをむかえ生活のリズムが不規則になりがちになりそうな時期になりましたね。

最近いついつまでに治療を終了させたい、この歯から治療をすすめてほしい、一回での治療でここまですすめてほしいという患者さんからの要望があります。

当院では一回での治療時間は30分いただいていますが一回での治療時間を60分いただければさらに治療の幅をひろげていくことは可能です。

今回の歯の豆知識ではむし歯の進行について説明をしていこうと思います。

まずむし歯は進行程度によって

1、C1

歯の一番表面のエナメル質が溶かされている状態をさし通常は痛みをともなうことがすくないといわれています。削って詰めものをすれば一回で治療を完了するととは可能です。

2、C2

歯の表面のエナメル質の下には象牙質があり象牙質の下には神経があるため通常は痛みをともなうことが多いといわれています。範囲が小さければ詰めもので修復する事は可能ですが範囲が大きければ型取りをして後日できあがった詰めものをセットする必要があるため一回ないし二回で治療を完了する事は可能です。

3、C3

象牙質の下の神経までむし歯が到達した場合は神経を取り除き、根の中に材料をうめ、そのうえに補強する土台、歯をおおう被せものをするひつようがあります。神経をとりのぞいてから根の中をきれいにするため何度か来院してもらう必要があるため一ヶ月から二ヶ月の治療期間が必要となります。

C1およびC2は比較的治療期間はすくなくてすむのに対しC3からのむし歯は治療期間がながくなる傾向にあります。

4、C4

むし歯による歯の崩壊が著しく抜歯をしなければいけないケースです。抜歯は一回で当日に治療が終了できますが抜歯後、そこに埋める処置をおこなわなければならないのでそのうめる方法によって治療期間がかわってきます。一般的にはブリッジ、入れ歯、インプラントと3種類の方法の中から選択してもらう形になりますがこの場合は個人差がでてきますので直接こちらからかかる期間および費用について説明する形となっております。

このようにむし歯の進行はおおきく分けて4通りあります。症状又は診断によりどの分類になるのか人それぞれなので今自分の口腔内がどういう状況なのか一度しっかり確かめてみるのもいいかとおもいます。

なにか不明な点があれが仙台つつじがおか歯科までお問い合わせください。