子どもの歯並びについて

 

こんにちは( ・∇・)仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の本田です!こちらに勤務して2ヶ月目を迎えました。

かなりお仕事に慣れました(^_^)まだ自分の仕事に精一杯ではありますが、がんばりたいと思います。

 

今回は、自分の経験から歯ならびと矯正について参考になればなぁと思い、お話させていただきます。

私は、3月まで同じ青葉会のかさはら歯科医院で勤務していました。そこでもお子さんの定期検診を担当させていただくことが多かったのですが、最近、歯ならびが気になるというお子さんが多いなぁと感じるようになりました。お子さん本人というよりも、お父さんお母さんが「うちの子の歯ならびが……」という感じですね。

歯ならびといっても色々な種類があります。お子さんで多いのは、「上の前歯が生えてきたけどすき間が大きい…」「ななめに曲がって生えてきた…」「下の前歯が重なって生えてきた…」などです。こういったことは、6~9歳のお子さんに多いです。6~9歳というと、子どもの歯(乳歯)の1番後ろの6番目に大人の奥歯が生えてきたり、上や下の前歯が抜けて大人の歯(永久歯)が生えてきたころですね。初めての大人の歯や、生え変わりを経験する時期です。

このころは、小さな乳歯と大きな永久歯が混ざった歯ならびなので、噛む位置がわからなくなったり、安定しなくなることもあります。

実は私も小さいころは歯ならびが悪かったです。悪いといっても色々ありますが私の場合は、上の前から3番目の歯(犬歯)が両方とも上から生えていました。つまり八重歯です。そしてさらに、下の前歯1本だけ上の前歯より前にでていました。反対咬合や受け口とよばれる状態です。私は当時気にしていませんでしたが(小学校低学年だったので 笑)、祖母と母が「女の子は治さないと!」という思いがあったので、矯正をすることになりました。

初めて矯正の先生に検査(矯正相談)をしてもらったのは小学校3年生のときで、実際に矯正治療を始めたのは、小学校6年生のときでした。

どうして初めて検査したときから、3年もあとから治療を始めることになったのでしょうか?

それは、歯の生え変わりを待ったからです(^^)小学校3年生というと、乳歯と永久歯が混ざった歯ならびで、まだまだ乳歯を使っている時期です。そして小学校6年生というと、早いお子さんだと乳歯が全て抜けて大人の歯ならびになったころになります。

乳歯に矯正の金具をつけることは少ないです。抜ける歯をキレイに並べる必要はあまりありません。例外としては、顎の成長を利用して、顎の成長を促進させたり抑制したりする為に、小学校低学年から行う矯正治療などもあります。しかし全てのお子さんに適応するわけではありません。そういった場合を含めて、矯正治療というのは「様子をみる」ということがとても大事になります。

歯科医院の先生に、子どもの歯ならびを相談したら「もう少し様子をみましょう」などと言われたことがある方はたくさんいらっしゃると思います。歯というのは、様々な理由や原因で一生動き続けます。ですから、他の永久歯が生えてきたらまた歯ならびが変わる可能性はあります。「個人差」が大きいので、例えばお子さんの同級生がが矯正治療を始めたら自分の子も始められる!とは限りません。その子のお口に合ったその子のタイミングがあるのです(^_^)

ですので、「様子をみましょう」と言われたら、見守ってあげてください(*^_^*)ただし、矯正をするかもしれないという考えがありましたら、定期的な検診が必要なので、歯科医院での定期検診を受けましょう。

 

ちなみに私は、矯正の金具を約3年間、そのあと歯ならびを維持する装置を約6年間つけていました。”私の場合は”約10年かかりましたが、先ほどから申してますが、どうしても「個人差」があります。そして矯正治療には色々な種類があります。矯正治療が終わっても歯は動き続けますよ(´-`).。oO

矯正というは、短い期間で終わるものではなく、長~~~い期間がかかります。家族の支えもとても大事ですよ(^^)

また経験に基づいてお話ができればな~と

思います。(*^_^*)

読んでいただき、ありがとうございました!