こんちには!
仙台つつじがおか歯科の
歯科衛生士の本田です\( ‘ω’)/
前回に引き続き、今回は歯周病予防の歯ブラシについてお話ししていきますね( ^ω^ )
今回も当院にある歯ブラシで紹介していきます。
ルシェロのペリオ(¥386)という歯ブラシです。
前回むし歯予防で紹介した歯ブラシはルシェロのベーシックという歯ブラシです。
同じGCというメーカーさんの歯ブラシのルシェロシリーズなんです\( ‘ω’)/
実はペリオとは歯周疾患、または歯周病のことを指しています。歯周病予防に作られた歯ブラシなんです!
むし歯予防の歯ブラシと比較してみましょう。
上のオレンジの歯ブラシがむし歯予防(前回のブログで紹介したタフト24)で、下の白い歯ブラシが歯周病予防(ルシェロのペリオ)です。
別の種類の歯ブラシでもみてみましょう。
こちらはルシェロのグラッポ(¥367)という歯ブラシで、一般的な歯ブラシより大きいサイズの歯ブラシです。
上の赤の歯ブラシがむし歯予防で、下の緑の歯ブラシが歯周病予防です。
注目していただきたいのは、毛先の形です!
むし歯予防の歯ブラシは、毛先がまっすぐに切りそろえられていました。一方、歯周病予防の歯ブラシは、切りそろえられている部分から数mmだけ細く伸びた毛があるのがわかりますか?(^∇^)
これはテーパード毛と言って、細く伸びた毛先が歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)に入りやすくするために考えられた形です。歯周ポケットに入り込んだ汚れ(歯垢=菌)を取るために、歯周病予防の歯ブラシはこのような形の毛先になりました。
歯科医院に限らず、薬局で販売されている歯ブラシも、毛先がテーパード毛のものと、まっすぐに切りそろえられているものがあるはずです。
たとえばお子さん用の歯ブラシは、まっすぐに切りそろえられています。お子さんも歯肉炎を起こすことはありますが、歯周病予防よりも、むし歯予防として、しっかり歯の面についた汚れを落とす必要があるからです\( ‘ω’)/
大人の方は、ご自身がむし歯予防を優先するべきなのか、歯周病を予防するべきなのかを考えましょう。
たとえばですが、歯肉炎(歯ぐきが腫れる、赤くなる、出血がある)状態であれば、始めに歯周病予防の歯ブラシで、歯の根元(歯と歯ぐきの境目)を丁寧に磨き、歯肉炎が改善されたら、むし歯予防の歯ブラシに変えましょう(^-^)なーんてこともあります。
むし歯予防、歯周病予防のほかに、当院では取り扱っていませんが、歯が白くなる効果がある歯磨き粉用の歯ブラシや、インプラントや外科手術をした歯を磨く専用の歯ブラシなど、様々な用途に合わせた歯ブラシも販売されています(^o^)
そんなのもあるんだ!と知ってから、歯科医院にある歯ブラシや、薬局などで売っている歯ブラシを見てみると楽しくなりますよ(*^_^*)
ぜひ参考にしてみてくださいね☆