お口のトラブルについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

10月も後半にはいり今年ものこり二ヶ月と少しになりましたね。

だんだん朝夕の冷え込みも厳しくなり風邪などひかないように皆さん

体調管理には気をつけましょう。

 

さて今回は小児歯科について最近問い合わせが増えている

お口のトラブルについて説明していこうとおもいます。

 

まず子供の歯はいつからできるのかについてです。

乳歯とよばれる歯は主に妊娠7週目ごろにできはじめ

永久歯とよばれる歯は主に妊娠4〜5ヶ月ごろにできはじめるといわれています。

この時期には栄養のなかでも特にカルシウム、タンパク質、ビタミンをとることで

丈夫な歯を形成することができるをいわれています。

 

次にむし歯になりやすいかどうかについてですが

自治体でも実施しているカリオスタッド試験といった

唾液を採取しむし歯菌の強さをしらべることができます。

もちろん遺伝的な要素もあげられますが育つ環境にも影響されるため

3食規則正しく食生活をおこない間食などだらだら食べはひかえるようにしたほうが

よろしいかとおもいます。

 

次に歯のはえる年齢についてですが

乳歯に関しては生後6ヶ月あたりで下の前歯がはえてきて、順に

1歳6ヶ月で上8本下8本の16本

3歳で上10本した10本の20本がはえるといわれていますが

これには個人差があるのでかかりつけ医にて必要があればレントゲン撮影をおこない

より正確に知ることができます。

永久歯に関しては5歳あたりで下の前歯がはえかわり

順に6歳から9歳で前歯が

9歳から12歳で奥歯がはえかわるとはいわれていますが

これにも個人差があるのでその年齢にあった歯列をしているのか

しっかり確認していく必要があります。

 

最後に妊娠中の歯科治療に関してですが

妊娠中は口がかわいたり歯ぐきから出血したりお口のなかがネバネバしたりする

妊娠性歯肉炎がおきやすくなります。

女性ホルモンの分泌の影響で歯周病菌が女性ホルモンを栄養とし

そのまま放置しお口の中を不衛生にすることで歯肉炎以外にも

早産、低体重児の原因となるため安定期となる妊娠16週目以降に歯科を

受診ししっかり治療および予防することをおすすめします。

むし歯菌、歯周病菌が赤ちゃんに感染することもあるためより正しい知識をもち

安心した生活をすごしてほしいです。

 

これからの時期とくにお口のトラブルが多くなる時期です。何か不明な点、ご心配な点があれば

ご連絡ください。

よろしくおねがいします。