歯のセンサー「歯根膜」

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科をいつもご利用いただきありがとうございます!

 

もう11月ですね!気温もだんだん寒くなってきて・・みなさん風邪は引いていないですか?私はとても元気ですが、インフルエンザの予防接種があるので緊張しています(>_<)

寒くて予防接種がある時期ですが・・美味しいものが沢山の魅力的な秋。食べるのが好きな私は毎日おいしいものを食べて幸せに暮らしています。サクサク・パリパリ・もちもち・・・と食感を楽しめる物が沢山あります!この食感ですが、歯の組織のあるもののおかげで感じることができるのです!!

 

 

歯のセンサー歯根膜

みなさん「歯根膜」ってしっていますか?歯科で働いてないとなかなか聞かない名前ですよね?歯茎やあごの骨や神経なんかは聞いたことがあると思いますがこの「歯根膜」も歯の組織で大切な役割があるのです!!歯根膜は歯の根っこの周りを覆っています。根っことあごの骨の間にあるクッションのようなものです。

歯根膜はこのような働きがあります

歯根膜は触覚や痛覚の感覚があります。なので噛んだ時に柔らかいか硬いかを判断できたり、刺激を感知して脳に伝達します。この感覚はすごく鋭敏なのでちょっとしたことでも感じ取れます(口の中に髪の毛などすごく小さくて細いものでも違和感に気づきますよね)なのでこの歯根膜のセンサーのおかげで食べ物を食べる時に食感を楽しむことができたり、噛む力を調整できるわけです!!

また歯は歯根膜繊維で支えられているので、噛むと沈んだり揺れたりするようになっていて歯にかかる力を上手く逃がしてくれる役割もあるのです。

美味しく食事を楽しめていたのは歯根膜のおかげだったのですね!ありがとう歯根膜!

 

天然の歯は大切に

今は歯科の治療の技術もかなりあがっていまして、例え虫歯や歯周病で歯を失ってもインプラントというあごの骨に人工の根っこを埋め込む手術をして歯をたてる方法があります。インプラントはブリッジや入れ歯と違い天然の歯に最も近く見た目もキレイで噛む力もほとんど変わらず噛めるようになります。ただ、インプラントには歯根膜がありません。なので最先端の技術のインプラントでも、天然の歯にはかなわないのです。

そして歯が浮くような感じがしたり、噛むと痛いなどの症状は歯根膜の炎症からきている場合がありますので、もしそのような症状がある時は一度歯科医院へ来院して下さいね!