tooth wearについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

11月ものこりわずかとなり2018年もあと1ヶ月で終わりますね。

2019年は平成から新しい年号にかわる年ですし

2020年はオリンピックの年ですね。

先日スタッフも含めインフルエンザの予防接種に行ってきました。

昨年も仙台では猛威をふるったこともあり流行する前の早めの対策を

とるようにこころがけております。

当院では暖房と同時に加湿器も設置して乾燥対策もおこなっております。

みなさんも手洗い、うがいを徹底し近くの医療機関でインフルエンザの

予防接種をうけて対策をしっかりしましょう。

 

さて今回はtooth wearについて説明していこうと思います。

まずtooth wearとは

むし歯、歯周病でもないのに歯が溶けたり欠けたりすることをいいます。

原因として挙げられるのが

 

1、咬耗

歯ぎしり、食いしばりなど無意識のうちにおこなうことによって

歯に過大な力がかかることによって歯が欠けたり削れたりします。

マウスピースを使用し夜間の就寝時などで起こる歯ぎしり、食いしばりなどの

力を干渉することができるといわれています。

 

2、摩耗

ハブラシなどを力強く磨くことによって歯が欠けたり削れたり

場合によっては歯間ブラシ、デンタルフロスに使用方法の誤りなどで

つめもの、かぶせものがとれてしまう報告もあります。

正しいハブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスの使用を衛生士からの

指導を行う事で改善がみこまれます。

 

3、酸蝕

炭酸など酸が含まれるものを摂取することで歯が溶けることがあります。

あまり長時間、お口の中に酸を含んだのものが停滞しないように気をつける事、

またうがいをしてお口の中の酸性下におかれるのを防ぐこともできます。

 

最近お口の中の診察をおこなった際

視診やレントゲン写真でむし歯、歯周病の所見が顕著にでていなくても

歯が欠けたり、削れたり、溶けたりしているケースをみかけます。

従来ではむし歯、歯周病で歯や歯ぐきに症状がおきることが多かったのですが

上述でのべたように

咬みあわせを改善したり

ハブラシ指導をおこなったり

ライフスタイルの改善をおこなうことにより

tooth wearの改善もおこなえるのではないかとおもいます。

2018年ものこりあと一ヶ月となりました。

なにかお口のことで悩まれている方、不安になることがある方は来院された際

声をかけてくだされば私の分かる範囲ではありますがお答えしていこうとおもいます。

よろしくお願いします。