詰め物について

みなさんこんにちは(*´︶`*)

仙台つつじがおか歯科の目黒です!!

11月に入り、一気に寒さが増してきましたね🍂
これからの季節はインフルエンザなどの風邪も流行ってくるのでみなさんも体調管理をしっかりと整え、風邪予防しましょう( ´-` ).。oO

ではでは、早速本題です!!

今日は部分的に歯を削った時に詰める材料の『コンポジットレジン』と『インレー』についてお伝えしたいと思います☺︎

●コンポジットレジン(白いつめもの)

保険適用の範囲で白く詰めることができる材料です。

メリットはコンポジットレジンというプラスチックを使った詰め物の為見た目が白く、保険が適用するので費用の負担が少ないのが特徴です。
歯を削った部分にレジンを流して光で固めるので回数は一回で終わります。

その反面、デメリットもあります。
プラスチックの為強い衝撃が加わると欠けたり、割れたりする可能性があります。
また、レジンは水分の吸水性があるため変色、着色する可能性があります。

●メタルインレー(銀のつめもの)

金銀パラジウム合金でできた金属の詰め物です。
メリットは保険適用の範囲ですすめられることと、プラスチックと違い強度があることです。

デメリットは見た目が銀色で黒っぽく見えてしまい、審美面に欠けてしまうことです。また硬い素材の為、対合歯(噛み合わせの歯)にダメージを与えてしまう可能性があります。金属アレルギーの方は詰め物を入れることで症状がでる場合もあります。

●ハイブリッドセラミックインレー(自由診療)

セラミックにレジンを混ぜて作った詰め物です。
メリットは100%セラミックの詰め物より安価で白く綺麗な歯を入れることができます。金属を使用していない為、金属アレルギーの方でも安心して詰めることができます。

デメリットとしては、セラミックとレジンを混合している為少しずつ変色、着色する可能性があります。また、強い衝撃や力がかかると欠けたり割れる可能性があります。

●オールセラミックインレー(自由診療)

100%セラミックの材料で作った白い詰め物です。
メリットは天然歯のような自然な美しさで、色調を細部まで再現することができます。
表面が滑らかな為汚れがつきにくく、変色、着色がしにくい為見た目を重視される方にはオススメの詰め物です。

デメリットとしては、金属と比べると強度が劣り、強い衝撃、力がかかると欠けたり割れる可能性があります。

できる限り割れにくくする為にも、保険のメタルインレーと比べるとある程度の厚さが必要になり、場合によっては歯を必要以上に削らなければいけなくなる場合もあります。

●ゴールドインレー(自由診療)
銀合金で作られた貴金属です。

メリットとしては表面がなめらかな為、汚れがつきづらく舌触りが滑らか、天然歯と同程度の固さ(柔らかい金属)なので対合歯(噛み合わせの歯)を傷めないのも特徴です。

デメリットとしては金属色が目立ってしまう可能性があることや、熱の伝導率が高いので冷たいものや熱いものの刺激が伝わりやすいことがあります。

審美性、耐久性、健康観、経済性のうち患者さんが何を重視しているのかしっかりとアンケートを取り、希望に合った詰め物をご提案させていただきますので、いつでもご相談ください(^ ^)