詰め物が外れる…。①

 

こんにちは!仙台つつじがおか歯科の

歯科衛生士の本田です。2018年最後の週に

なりました。1年末に向けて皆さん

お仕事がお忙しいかと思います。

当院でも、「今年中にクリーニングを受けたい!」、「今年中に治療を終わらせたい!」というようなご要望が多くなっています。

もしそのような場合は、ぜひ一度ご連絡ください。一度来院したことがある方、初めての方、どなたでもお待ちしています(*´-`)

※年内の予約は難しい場合もございます。

 

また、治療は、むし歯の本数や状態、お口の中の状況、予約の状況によって今年中に終了することができない場合もあります。

できるだけ皆さんのご要望にお応えしたいと考えておりますので、皆さんもお約束の時間に遅れないように来ていただいたり、急な痛みが出た場合などは必ずお電話いただけるとスムーズなご案内ができます。ご協力よろしくお願いします。

 

さて今回は詰め物が外れることについてお話ししたいと思います。

成人の方ですと小さいお子さんに比べて、よりむし歯の治療を経験されている方が多くなっていると思います。

歯は一度むし歯になると、自然回復はしません。自然に治ることはないということです。「昨日痛かったのに今日は治った」なんてこともありますが、それはもしかすると神経が死んでしまって痛みを感じなくなっただけ…の場合もあります。

むし歯になった歯は、むし歯になったところを削り、修復しなければなりません。そうすると、必ず詰め物や被せ物が歯に入ります。

しかし、詰め物や被せ物をしても歯が元に戻ったわけではありません。自然(元々)の歯を取り戻したわけではありません。一度詰め物や被せ物をしても、詰め物や被せ物と自然の歯との間には目には見えない隙間はできてしまうのです。

そして詰め物や被せ物をすると、外れる(脱離)という新たなリスクを背負うことになります。

「この詰め物はどのくらい(何年)使えますか?」というご質問をいただくことがありますが、それはお応えできません。お口の中はとてもデリケートな場所です。頬の圧、舌の圧、噛み合わせの力などたくさんの力や癖などがかかり、バランスを保っています。

たとえば、抜いた歯に詰め物をしてそれを30年テーブルの上に放置したとしても、おそらく詰め物が外れることはないでしょう。しかし、それがお口の中と考えてみましょう。詰め物や被せ物にとってお口の中の環境は過酷です。つねに色々な方向から強い力がかかり、つねに唾液によって水没している状態で、さらに急激な温度の変化もあるかもしれません。

 

長くなりましたので、

記事を2つに分けますね(^_^;)

②に続きます。