食事の取り方の工夫

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科をいつもご利用いただきありがとうございます!

もうすぐクリスマスですね!!街中がクリスマスの装飾で飾られたり、クリスマスグッズが売っていたり、このシーズンは楽しくて大好きな季節です(∩´∀`)∩

毎年のように私はクリスマスのケーキを食べています。でも気になる事が2つ・・・。

ケーキを食べたら太るということと、虫歯になってしまうのではないか?ということです。みなさんも同じように悩んだことはないですか(;´・ω・)??

わたし達歯医者に勤める者でも、甘いものは大好きで食べることもあります(・・・毎日食べているかもしれません。)

でも、ちゃんと食事の取り方を気をつければ(歯磨きもちゃんとすること前提で)虫歯を防ぐこともある程度可能になるんですよ(゜-゜)今日は虫歯になりにくい食事の取り方を説明していきます!

 

では、まず食事に関しての知識としてpH(ペーハー)について説明します。

pHとは水溶液の性質(酸性・アルカリ性の程度)をあらわす単位のことです。

そして、歯のエナメル質が溶け始めるのは、

pH5.5

なので、食べ物のpH値を知っていれば、何を食べると歯が溶けやすいかが分かります!

では、歯が溶けやすい市販飲料や調味料、果物などを、溶けやすい順番に並べてみました。

レモン

コーラ

栄養ドリンク

梅酒

グレープフルーツ

白ワイン

赤ワイン

サイダー

スポーツドリンク

ポン酢     など

 

酸が強そうなものはやっぱり歯が溶けやすいですね。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 

 

しかし、食事をすると、pH値は下がり酸性になって歯を溶かしてしまいますが、噛むことによって唾液が出るので、その唾液の作用により、pHは元に戻るのです。

唾液の作用はとっても素晴らしく大切なんですね!!

 

ですので、たとえクリスマスにケーキを食べたとしても、唾液がpHを元に戻してくれるのです。でも、気をつけなければいけないことがあります。

 

溶けた歯が唾液のおかげで元に戻ろうとしている時に・・またケーキやキャンディーを食べたらどうなるでしょう(O_O)?

せっかく元に戻ろうとしているのにまた歯が溶けてしまいます。

 

なので、虫歯を予防するために大切なのは・・

・食事は時間を決めてとること

・間食は出来れば1日1回!!1日中ダラダラ食べていると・・歯溶けっぱなしです。

・清涼飲料水も虫歯になりやすいです。ずっと清涼飲料水やジュースなど糖分が含まれているものをダラダラ飲むのもよくないので、飲むときは時間を決めましょう。

・寝ているときは唾液が出にくいので、寝る1〜2時間前はお水やお茶にしましょう🍵

 

ちゃんと定期検診に通ってフッ素も塗ってるのに虫歯にすぐなってしまう。゚(゚´Д`゚)゚。というお子さんもいるかもしれません。。そんな時は食事の取り方を見直してみましょう(^_^)

 

ちゃんと虫歯になってしまう仕組みを知っていれば、甘いものを食べても虫歯になりにくく食事を思いっきり楽しむことが出来るんですよ(*^_^*)