なぜむし歯になってしまうの?🤔

こんにちは!歯科衛生士の松田です🍒
最近少し暖かいような日も増えてきましたね!
今日はなぜむし歯になってしまうのかについてお話しようと思います!

「毎日歯みがきをしているのに、どうしてむし歯になるの?」
これは歯科医院でとてもよくいただく質問です。むし歯は突然できるものではなく、いくつかの条件が重なって少しずつ進行していきます。今回は、患者さんにわかりやすく“むし歯のしくみ”をご説明します。

■むし歯の正体は細菌がつくる酸‼️

お口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。その中でも、むし歯の原因として有名なのがミュータンス菌です。これらの細菌は、私たちが食べた「糖分」をエサにして「酸」をつくります。

この酸が、歯の表面を少しずつ溶かしていく現象を「脱灰」といいます。溶ける時間が長く続くと、やがて穴があき、これがむし歯になります。

■むし歯は4つの条件がそろうとできる‼️

むし歯は、次の4つが重なると起こりやすくなります。
①歯(宿主)
②細菌
③糖分
④時間

特に見落とされがちなのが「時間」です。たとえば、甘いものをダラダラと長時間食べ続けると、お口の中が酸性の状態のままになり、歯が溶ける時間が長くなります。
逆に、食事の時間を決めて間食を減らすだけでも、むし歯のリスクは下げることができます。

■プラーク(歯垢)がカギを握る‼️

歯の表面に白っぽくネバネバと付着するものを「プラーク(歯垢)」といいます。これは食べカスではなく、細菌のかたまりです。

プラークが歯に残っていると、その部分で酸がつくられ続けます。とくに、

・歯と歯の間
・奥歯の溝
・歯と歯ぐきの境目

はプラークが残りやすい場所です。歯ブラシだけでは約6割程度しか落とせないともいわれており、デンタルフロスや歯間ブラシの使用がとても重要になります。

■唾液はむし歯を守る味方‼️

実は、私たちのだ液には大切な働きがあります。
・酸を中和する
・溶けた歯を修復する(再石灰化)
・食べカスを洗い流す

つまり、だ液は“天然のむし歯予防液”です。しかし、間食が多いと常に酸がつくられ、だ液の力が追いつかなくなります。また、口呼吸や加齢、ストレスなどでだ液が減ると、むし歯になりやすくなります。

■初期むし歯は痛くない❓

むし歯は、いきなりズキズキ痛くなるわけではありません。初期段階では白く濁ったような見た目になるだけで、痛みはありません。この段階なら、フッ素や丁寧なケアで進行を止められることもあります。

しかし、放置するとエナメル質の下にある象牙質、さらに神経へと進行し、強い痛みが出てしまいます。こうなると、削る治療や神経の治療が必要になります😣

■むし歯予防で大切なこと‼️

むし歯は「体質」だけで決まるわけではありません。毎日の習慣で大きく変わります。

・食事と間食の時間を決める
・ダラダラ食べをしない
・フッ素入り歯みがき粉を使う
・デンタルフロスを毎日使う
・定期検診を受ける

特に定期検診では、目に見えない初期むし歯や磨き残しのチェックができます。早めに見つければ、歯を削らずに済む可能性も高くなります😉

■まとめ‼️

むし歯は「甘いものを食べたからすぐできる」わけではなく、細菌・糖分・歯・時間が重なって起こる生活習慣病のひとつです。

だからこそ、毎日のちょっとした意識で予防できます。
大切なのは、「完璧に磨くこと」よりも「むし歯になりにくい環境をつくること」。

今日からできる小さな習慣の積み重ねが、将来の健康な歯を守ります。気になることがあれば、いつでもご相談ください!