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むし歯の原因と予防について

みなさん、こんにちは!仙台つつじがおか歯科の岩本です。

今日はむし歯の原因を知り、その予防方法について考えて行きたいと思います!

 

お口の中の病気は色々ありますが、代表的なものとして「むし歯」と「歯周病」が二大疾患として知られています。

そのうち「むし歯」は、多因子疾患と呼ばれる「原因が単一のものでなく、複数ある病気」です。

という事は、いくつかある原因を知っておき、一つずつ対処する事で、ある程度自分の努力で発症を抑えることができる=予防がきくという事です。

 

1、お口の中にある菌のかたまりの内部が酸性になることと、その時間の回数、長さ

2、発酵性糖質(ショ糖など)

3、ミュータンス・ラクトバチルス

一般論として、以上3つ(時間の回数と長さも加味すれば4つ)がむし歯の大きな原因といわれています。この3つがどのように関わり合うのか説明します。

発酵性糖質というのは、分解されるときに酸を作ってしまう糖質のことです。おおまかに言うと、食物繊維と糖アルコール以外のほとんどの炭水化物のことを指します。

特にその中でもショ糖が大きな原因になっており、年間15kg以上、ショ糖を摂取してしまうと、むし歯発症が激増するそうです。(今井奨先生の著書、『食品によるう食予防』より)

それを過剰摂取することにより活発になってしまうのが、むし歯の原因ミュータンス菌です。お口に住んでいるさまざまな菌の中では少数派で、あまり優勢なものではないのですが…ショ糖のせいでまずミュータンス菌自体の数が増加したうえ乳酸を出して歯を溶かし、不溶性グルカンというネバネバを出すことでさらに菌の集合体を酸性にし、おまけに歯の表面からはがれにくくなってしまいます。

 

つまりですよ、発酵性糖質(ショ糖を含む)をなるべく摂取せず、むしば菌をセルフケアで毎日はがして限りなく0に近づけ、ミュータンス菌を減らしたり酸の産生を抑制する効果があるキシリトールを頻繁に摂取し、歯にこびりついた菌のかたまりの内部を酸性にしないようにすればむし歯は理論上は予防可能ということになります。そうです、理論上は…。

実際はなかなか難しいですよね。では、具体性のある実現可能な方法を考えていきましょう!

1、歯磨き=歯や汚れをこすることではありません。歯の表面や歯周ポケット内部についている菌のかたまりを、少しでも広い範囲で、適切な力で剥がすことです。上手にはがせるようにブラッシング指導を受けましょう。定期的に検診に来ていただいた際に、ブラッシング指導を行っていますので、お役に立てれば嬉しいです。

2、ショ糖の摂取量を減らしましょう。代わりの甘味料(キシリトールなど)を積極的に使うようにしましょう。また、ショ糖以外の炭水化物もむし歯の原因になるものが多いのでご留意ください。画像にまとめたものを作りましたので、よければプリントアウトしてお使いください。

3、飲食物に含まれる発酵性糖質は、時間を決めて摂取するようにしましょう。特に歯磨き後2~3時間は完全に控えるようにしていただくと、歯のダメージを減らすことができます。2~3時間が現実的に難しい方は、できるだけの時間でいいです。さらにフッ素入りの歯磨き剤を使用しているならば、その2~3時間フッ素による再石灰化(溶けかけた歯が、硬い状態に戻ること)も期待できて一石二鳥です。

 

このブログが皆さんのむし歯予防のために少しでも参考になればと思います。わかりにくいところがありましたら、ご来院の際にご質問ください。お待ちしております。

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