みなさんあけましておめでとうございます!青葉会事務局の庄子です!仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科をご利用いただきありがとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします!
今年もみなさんの歯の健康のためになるような情報を沢山更新していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします(●´ω`●)
今年最初のブログのテーマは「歯の硬さ」についてです。みなさん、身体の中で最も硬い組織で作られているのはどこだと思いますか??それは「歯」です!!
では私たちの歯はどれくらい硬いのか知っていますか?硬さは「モース硬度」という硬さを表す単位で7になります。まずはモース硬度の説明からしていきます。
モース硬度
物には、硬さをはかる単位として、硬さを10段階で表した「モース硬度」と言う単位があります。10(硬い)→1(柔らかい)なので、数字が大きくなるにつれ硬いということになります。
※このモース硬度の硬さの基準は「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」であり、「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さではないので注意。
1 滑石・チョーク
2 石膏・岩塩・爪
3 珊瑚
4 プラチナ・鉄・パール
5 ガラス・骨
6 オパール
7 水晶・歯(エナメル質)
8 トパーズ
9 ルビー・サファイア
10 ダイヤモンド
このようなランクになります。歯って・・改めてけっこう硬いものなんですね(゜-゜)!!
こんなに硬い歯は何で削るの?
歯の硬さがどれくらいかイメージできたと思いますが、ではその硬い歯は何で削っているのでしょうか??
それはダイヤモンドです!歯医者さんで歯を削る時にキーンと音が鳴るドリルのようなものの先にダイヤモンドの粉末がついているやすりを取り付けて歯を削っています!ダイヤモンドのモース硬度は10です。硬い歯はそれ以上硬いダイヤモンドじゃないと削れないのですね(゜□゜)
歯は最初から硬いわけではない?!
歯は生えた時からモース硬度7の硬い組織ではありません。歯は完全に完成してから生えてくるのではなく、完成する前に生えてきて、口の中で時間をかけて成熟する器官です。特に乳歯のエナメル質は薄く、生えたばかりではとても弱い組織です。歯は硬いからちょっとしたことで壊れたりしない!!と安心しないで、硬くて丈夫な歯になるように小さいときからフッ素で強い歯を作る事がとても大切です。それに虫歯になってしまえば歯は侵蝕されて硬度なんて関係なくなってしまいますからね(´・ω・`)