冬に気をつけたい流行病

 

こんにちは!仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の本田です(*´ω`*)

1月も半ばが過ぎ、お正月気分も抜け、すっかり仕事モードに身体が戻りました〜笑

この寒い冬の時期は空気の乾燥がひどく、病気が流行します。今日は、この冬の時期に気をつけたい流行病を紹介します。

 

「インフルエンザ」

今や誰しもが聞いたことのある流行病となりました。今期は例年より少し早い11月中旬から流行ってきたと言われています。特徴は高熱や頭痛、倦怠感や関節痛などの全身症状が急激に出始めます。症状が出始める1日前から7日後まで人にうつす可能性があります。感染しないためには、手洗いうがい、健康管理、人混みでのマスクの着用、室内の乾燥を防ぐことです。また、慢性疾患や妊婦、小さいお子さんは人混みに行くのは控えましょう。

 

「ノロウイルス」

感染性胃腸炎です。また、ノロウイルスのほかに、ロタウイルス、アデノウイルスも発症の原因ウイルスです。特徴は、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛、発熱です。これらの症状が1〜2日続いたあと回復に向かいます。症状が回復したあとも便中にウイルスが排出されることがあります。感染しないためには、手洗いうがい、食材はしっかり加熱をする等です。また、ノロウイルスに効果のある薬はないと言われています。対処療法として、脱水症状にならないように、水分と栄養を取って過ごすことです。

 

「RSウイルス感染症」

冬に流行するかかぜ症候群の代表格で、呼吸器に感染します。特徴は鼻水、咳、発熱などの症状を起こします。一般的には1〜2週間ほどで回復しますが、2歳以下のお子さんですと、細気管支炎や肺炎を起こす可能性が高くなります。免疫不全児、低出生体重児や循環器・呼吸器に基礎疾患がある乳幼児は症状が重くなりやすいので注意しましょう。

 

「リンゴ病」

頬が赤くなることを特徴としているので、この名前で呼ばれることが多いです。正式名称は伝染性紅斑です。5歳〜学童期のお子さんに多く、乳幼児と成人は感染することが少ないと言われています。両頬に紅斑が現れることごほとんどですが、上腕や大腿部に現れる場合もあります。紅斑は約1週間で消滅します。特に治療は必要とせず、頬が赤くなった頃には回復期といわれ、人にうつらないと言われています。特に気をつけたいのは妊婦です。妊婦が感染すると、お腹の中にいる赤ちゃんに影響を及ぼす場合があります。

 

今回紹介した流行病は一部ではありますが、冬に流行しやすい病気で、冬ではなくとも感染する場合もあります。

 

また、紹介した流行病を含め、感染性の病気の疑いがある方の歯科治療、定期検診はお断りする場合があります。当医院スタッフ、ほかの来院されている患者様への感染を防ぐためです。去年、当医院所属の医療法人グループの他院でインフルエンザに感染した状態で来院された患者様がいらっしゃいました。もし感染性と疑われる症状がある場合は、必ずお電話にてご相談ください。ご協力よろしくお願いします。