歯の色について(乳歯と永久歯)

 

こんにちは、仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の本田です。2月ももう終わってしまいますね、、、2019年になったと思えばあっという間に3月になりそうです(>人<;)

 

さてさて今回は、歯の色や形についてお話をさせていただきます。

みなさんは、ご自身の口の中を観察したことはありますか?そして、歯の色や形をよく見たことはありますか?(^O^)

 

最近ですと、審美歯科と言って、見た目をキレイにすることがみなさんに多く知れ渡ってきました。特に審美歯科の代表は、ホワイトニングですね!聞いたことがないという方は逆に少ないのではないでしょうか?

ホワイトニングとは簡単に言うと歯の漂白です。先日、ブログでも施術の動画がアップされていたと思います(^O^)

審美歯科とは、歯の色を白くしたり、またはキレイな被せ物を入れたり、、、といろいろあります。

 

今回注目するのはご自身の歯の色!!

しっかり見たことはありますか?( ゚д゚)

 

乳歯と永久歯でも、実は歯の色は違います。

乳歯は、乳白色といって、永久歯よりも白い色をしています。しかし、永久歯は、乳白色ではありません。乳歯より少し、黄ばんだ色をしています。

実は最近、患者さんから「子どもの歯が黄ばんでいる。クリーニングしてほしい」という要望がありました。もともと3ヶ月に1回定期検診で通院されている患者さんで、私は最初、着色汚れ(お茶、紅茶、コーヒーなどが原因で付着する)かな〜?と思って、そのお子さんのお口の中をのぞいてみると、、、、着色汚れは一切ありませんでした。

特に前歯だとおっしゃるのですが、汚れはついていません。患者さんに確認すると、、、

たしかに前歯の永久歯の部分を指摘いただきました。

診てみると、それは着色や歯垢などの汚れではなく、もともとの永久歯の黄ばんだ色のことを指していたのです。永久歯が生えてくると、「黄ばんでいる」と心配される方は、たびたびいらっしゃいます。これは、もともとの色なのと汚れではないのでクリーニングで落とせません。説明するのがとても難しかったです(>人<;)

 

青い点=乳歯      オレンジの点=永久歯

1枚目の写真は色の差が少しわかりにくい例です。

 

2枚目はより色の差がわかりやすいですね(^O^)永久歯の黄ばみはもっと強く出るお子さんもいます。個人差が大きいです。

乳歯と永久歯が混ざって生えてる時期は、永久歯がかなり黄ばんでいるように見えると思います、しかし、その後、歯磨きや日常生活の中で、歯の表面は、削れ、黄ばんだ色が白く変わっていくことがあります。

もし、それでも色が気になる場合は、ホワイトニングを行うとよりキレイになると思います。しかし、生え変わりの時期(小学生)でホワイトニングは難しいです。先日の動画を見ていただけるとわかりやすいですが、お口にフックをかけて、光を照射します。じっとしている時間が長いので、お子さんには難しいです(>人<;)

 

ホワイトニングに年齢制限はありませんが、16歳以上でオススメします。(^O^)