親知らずのトラブルについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

あともう少しで平成から令和に年号がかわりますね。

新しい年号のもと心機一転なにかをはじめるのもいいいかもしれませんね。

私は昨年取得したスキューバダイビングの更新をおこない

新たなライセンスを今年中にとるのが目標です。

 

さて今回は親知らずのトラブルについて説明していこうと思います。

人の歯は通常15歳くらいまでに上下28本の歯がはえそろいます。

その後20歳くらいに永久歯の中で最後に親知らずがはえてきます。

人によっては、はえるスペースがなくて顎の骨の中に埋まったままになったり

横向きにむかってはえてくることもあり個人差がでやすい歯でもあります。

次のようなケースの場合抜歯を選択することがあります。

1、むし歯、歯周病に罹患している親知らず

親知らずは一番奥に生えてくるため歯ブラシが届きづらくなおかつ

食後に汚れがたまりやすいためむし歯、歯周病になる危険性が高いです。

そのまま放置してしまうと手前の歯にもむし歯、歯周病の危険性がおよぶため

抜歯を選択することが多いです。

 

2、歯列に影響を及ぼす可能性がある親知らず

顎の骨の中にうまっている親知らずの中でも横向きになっている親知らずは

手前の歯を圧迫しているのに加え歳を重ね歯周病が併発すると歯列に影響がではじめ

歯がつまってくるような叢生となることがあります。

そのまま放置してしまうと歯の全体の並びがくずれる可能性があるので

抜歯を選択することが多いです。

 

3、顎関節に影響を及ぼす可能性がある親知らず

親知らず同士が正常の咬み合っていない場合

もしくは親知らずが他の歯とぶつかっている場合

顎に負担がかかりお口が開きづらくなったり

カクカク音がなったり顎そのものに痛みが生じる顎関節症をひきおこすことがあり

そのまま放置してしまうと咬み合わせまでもかわってしまうことがあるため

抜歯を選択することがあります。

 

親知らずがむし歯、歯周病に罹患していなく健康な歯

親知らず同士が正常に咬み合っている歯

他の歯がだめになった時に移植用とする歯に

該当する場合は無理に抜歯する必要はありません。

このように親知らずに関しては抜歯を必要とするケース、

抜歯を必要としないケースに分かれるので何か親知らずのことで

お困りに方は一度かかりつけ医で相談だけでもされてみては

いかがでしょうか?

当院でも随時お問い合わせについては私の分かる範囲ではありますが

お答えできるとおもいます。