自分は歯周病ではない!と言い切れますか?

 

こんにちは、仙台つつじがおか歯科、

歯科衛生士の本田です( ´ ▽ ` )

 

ムシ暑い日が続くようになりました。

私は朝、仕事に行って夜帰るので一番暑い時間帯は涼しいところにいるので、あまり気温差を感じませんが、夜寝るときにムシ暑いと全然眠ることができませんね_:(´ཀ`」 ∠):

まだなんとなく寝るときにクーラーは使いたくない…!と謎の意地を張ってとりあえず扇風機を遠目からつけて寝てます。7月に入ったら完璧にクーラーですかね、、、m(_ _)m

 

前置きはさておき、今日は歯周病についてお話していきます。「自分は歯周病ではない!言い切れますか?」というインパクトのあるタイトルにしてみました。

当院では、初診(1回目)の来院から、2回目以降にセカンドカウンセリングと言って、初診時にお口の中を検査しておりますので、その検査結果とこれからの治療の進め方とともに、歯周病について詳しく知っていただけるようなお話をしております。

まず、カウンセリングを行うスタッフがお聞きするのは、「歯周病ってどういう病気か知っていますか?」です。この質問をされたとき、あなたはなんて答えますか?

歯茎がやせる病気、歯茎が下がる病気、歯茎から出血する、痛くなる、歯がグラグラ揺れる、歯が抜ける、、、、、

というお答えが多いですね(^^)これは、実は全て正解と言えると思います。しかし、これらは全て歯周病の症状になりますね。みなさん、歯周病がどんな病気かはさておき、どんなことが起こるかは知っているのです(^∇^)しかし、いざ自分はどうなのか、、?と考えたとき、歯周病の症状が少しでもあったら、感じたら歯科医院に行こう!と思いますか?

歯周病のポイントは、ある程度進行した状態でないと自覚症状が出ないということです。

歯茎が痩せている、下がっている、歯茎から出血する、、、これらは、場合によっては軽度の歯周病の症状です。これらで歯科医院に来院される方は少ないと言えると思います。

歯がグラグラする、痛くて噛めない、、、これは比較的進行した状態の歯周病と言えます。生活に支障がでてきてやっと歯科医院へ来院されるのです。歯周病はお薬を塗ったら治るような病気ではありません。根気強く歯周治療を繰り返し、ご自身のセルフケアも確立され、やっと安定する(治るとは言い切れない)病気です。

初期の歯周病の段階で来院されていれば、悪化せずに完治したかもしれません。歯周病は少しずつ少しずつ症状をあまり出さずに進行する病気です。

先ほどお話した症状がない方でもまれに歯周病が進行している場合もあります。

最近のCMでは、V6の岡田さんが「30代の3人に2人は歯周病」というフレーズが印象的です。30代と言わず、20代でも歯周病の方はいます。

歯科医院で定期的な検診を受診しましょう!(^^)