乳歯と永久歯のはえかわりについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

お盆休み、夏休みは皆さんどう過ごされましたか?

有意義な時間は過ごせたでしょうか?

今年はお盆の時期と台風の時期が重なり交通機関などに

影響がでたというニュースを先日みました。

私もお盆休みは沖縄に行ってきたのですが

台風の影響で海の波も高く予定を少し変更しながらの

旅行となりました。

来年も沖縄でゆっくり過ごせるようにこれからさらに

診療も頑張っていこうとおもいます。

 

さて今回は夏休みに問い合わせが多かった乳歯と永久歯の

生えかわりについて話をしていこうと思います。

まず乳歯が生えかわる時期として

5歳から6歳にかけて下の前歯から生えかわります。

お子さんが食事の際に前歯で物を食べづらくしていたり

仕上げ磨きの時に前歯に歯ブラシが当たったときに痛がったり

頻繁に前歯をさわる癖がでたりした際には

生えかわりのサインのひとつと思ってください。

 

正確には歯科医院にて

レントゲン撮影をおこない

乳歯の下に永久歯が存在することを確認し

乳歯の根が吸収しているかどうか確認をし

後続の永久歯また隣在歯に影響がでていないか判断をしたうえで

抜歯するかどうか決定をおこないます。

 

下の前歯で5歳から6歳

上の前歯で6歳から7歳で生えかわることが多いですが

個人差があるため、もしご不安な点があればかかりつけ医を

受診され詳しく診てもらうことをおすすめします。

 

上下の前歯が生えかわるのと同時に奥歯の6歳臼歯とよばれる

永久歯もはえてきます。

この歯は永久歯の中で咬み合わせに一番重要な歯であるのと同時に

むし歯になる危険性が高い歯でもあります。

生えてきた時にはしっかりフッ素塗布をおこない

さらに歯冠がでてきた8歳から9歳までに

シーラント塡塞をおこないさらなる予防をおこなうことを

おすすめします。

 

乳歯の犬歯から奥歯にかけては

8歳から11歳位で側方歯群交換期とよばれ

小学校3年生から5年生にかけて生えかわります。

この時期に乳歯に抜けたスペースにうまく永久歯が並んでくれれば

問題ないですが詰まってはえていきたり隙間ができてしまった場合は

今後矯正治療の対象となる可能性があるので相談が必要となっていきます。

 

このように乳歯から永久歯に生えかわる際には

生えかわる時期はもちろんのこと

まわりの歯との調和にも気をつけなければなりません。

なにかお子さんの歯のはえかわりや歯並びについて

ご不明な点があれがお問い合わせください。

よろしくおねがいします。