レントゲン撮影について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

当院は7月中旬に治療ユニットを2台新しく導入して

より快適に治療をうけていただける環境作りにも力をいれています。

月に実施するアンケートなどに当院での改善、要望などがあれば

積極的に記入いただければと思っています。

患者さんが少しでもストレスなくうけていただけるように

今後も努力していこうと思います。

 

さて今回はレントゲン撮影とCT撮影について説明していこうと思います。

まずレントゲン撮影とは

平面での画像撮影をおこなうことで

CT撮影とは

立体的に画像撮影をおこなうことをいいます。

 

最近ではCT撮影を導入されている医院も増えてきていますが

主にCT撮影の画像で有効とされているのが

1、インプラント治療

インプラントが埋入できる骨の厚さがあるかどうか

またインプラントを埋入する位置の特定などが詳しく分かります。

2、根管治療

根管形態が正確に把握できレントゲン撮影で見えづらい部分まで確認することができ

根尖病巣の大きさなども同様に確認することが可能です。

3、歯周治療

垂直的、水平的に歯槽骨がどのくらい吸収しているのか

また歯石に沈着具合などが具体的に確認することが可能です。

4、むし歯治療

むし歯の広がりがどのくらいの大きさなのか

エナメル質や象牙質への広がり具合などを正確に特定することが可能です。

5、矯正治療

歯を抜歯しておこなう抜歯矯正

歯を抜歯せずにおこなう非抜歯矯正の診断に有効だといわれています。

矯正治療の診査診断や矯正治療中の経過をみるときにも活用されます。

6、顎関節症の治療

上顎骨や下顎骨の形態を把握し

顎関節症の治療が円滑にすすめるために必要な検査でもあり

場合により関節円板までうつるMRI撮影と併用することもあります。

7、骨折、破折の診断

骨折部位の特定や歯牙破折部位の特定をおこない

整復固定や歯牙の保存の判断に有効に活用されます。

患者さんからの問い合わせで被爆量について質問をうけることがありますが

医科用のCT撮影でおこなう被爆量と比較し

歯科用のCT撮影でおこなう被爆量は約1/10といわれています。

頭部用CT撮影で2ミリシーベルトに対し

歯科用CT撮影で0.1〜0.2シーベルトといわれています。

このようにレントゲン撮影では解析するのが困難な部分を

CT撮影では正確に確認することが可能です。

今後歯科治療で治療をすすめる際に

正確な診断をおこなうためにも必要になることがあります。

なにかご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。