こんにちは😃
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の及川です!
最近気温も下がり、毎朝布団からなかなか出られません😢
朝晩の冷え込み、みなさんも体調管理に気をつけてくださいね☕️
さて、今回のおはなしはフッ素についてです!
みなさん、フッ素はご存知でしょうか?
フッ素にはむし歯予防の効果があります。みなさんも上手にフッ素をとりいれてむし歯予防をしましょう!
フッ素には次のようなむし歯予防の効果があります
🦷歯を強くする
歯の構造の1番外側のエナメル質に酸に強い結晶(フルオロアパタイト)を作ります。(酸によって歯は溶け出してしまいます。)
🦷再石灰化を助ける
歯のミネラルな溶けはじめてしまった部分を脱灰といい(むし歯のなり始め)、その反対で、溶け出したミネラルが歯の中に戻ることを再石灰化と言います。この再石灰化という働きをフッ素が手助けしてくれます。
🦷むし歯菌を減らす
むし歯は原因となっている菌が作り出す酸によってどんどん進行してしまいます。フッ素は細菌の働きを抑制して酸を作らないようにしてくれます。
ではフッ素の働きがわかったところで、実際にフッ素を使ってみましょう!フッ素を取り入れる方法には次のようなものがあります。
🦷歯医者さんでのフッ素塗布
歯医者さんでは高濃度のフッ素を歯に塗布することが可能です。定期検診に合わせて3〜6ヶ月ごとに行うことをおすすめします!定期的に塗布をしないと効果がありません😭
🦷フッ素洗口
フッ素でうがいをしてお口全体に行き渡らせましょう。毎日続けることが大切です。
🦷フッ素入り歯みがき粉
みなさん普段使われている歯みがき粉のほとんどの中にもフッ素は含まれています。このフッ素は濃度は歯医者さんのものとは異なり高くはありませんが、この低濃度のフッ素が毎日お口の中にあることがとても大切です!毎日歯みがき粉を使用して、しっかり歯みがきを行いましょう✨
フッ素は実は自然界のほとんどのものに含まれています。しかし、日常の食べ物や飲み物だけではつい不足しがちに…😢意識的にフッ素を補うことで歯の質を維持していきましょう!
フッ素は歯の衰えを防ぐために、全ての年代の方に大切な成分です!
👶お子さんに👶
お子さんのフッ素塗布は大変重要です!大人の歯と比べむし歯菌に侵されやすい未成熟な状態なので、フッ素を定期的に塗り、強い歯を作ることが大切です。
🤰妊娠中の方に🤰
むし歯菌は人から人へと広がっていきます。母から子へ口移しで食べ物を与えることは同時に母親の口の中の菌も子どもに移すことになります😭妊娠中からフッ素などでむし歯菌を減らしましょう!
👫ミドルエイジに👫
一般的に歯周病が進行しやすい年代です。歯と歯の間に隙間ができ歯垢がたまりむし歯もできやすいです。フッ素でむし歯を予防しましょう。
👵シルバーエイジに👴
歯ぐきがやせてきて歯の根元のセメント質といわれる部分が露出しやすくなります。このセメント質といわれる部分は大変むし歯になりやすく、フッ素で強化しておくことが大切になります!
むし歯予防のために日頃からフッ素入りの歯みがき粉の使用や、キシリトールガムを噛んだりしてフッ素の補給を行うことも大事ですが、これに加えて、歯医者さんで定期的にクリーニング、フッ素塗布を受けることもむし歯予防にはとても大切です✨
当院でもフッ素塗布、定期的なクリーニング、検診を行なっております。気になった方はぜひご気軽にスタッフにお尋ねください😊