インプラントについて

こんにちは。

仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

2019年も残すところあと少しですね。

今年は皆さんどのような一年でしたか?

私は楽天イーグルスやベガルタ仙台や仙台89ersなどのスポーツ観戦を

一年を通して楽しんだ一年となりました。

2020年は東京オリンピックの開催をひかえており

さらにスポーツ観戦の熱が増してきそうな気がします。

当院は

2019年12月28日まで通常診療を

2019年12月29日から2020年1月3日まで年末年始の休診日となり

2020年1月4日より通常診療となりますので

皆さんよいお年をお過ごしください。

 

さて今回はインプラント治療の注意事項について説明していこうと思います。

前述したインプラントの説明に加え最近問い合わせでも頂くようになった

インプラント治療がおこなえる症例とそうでない症例について説明していきます。

インプラントは顎の骨に中に人工の根を埋め込み

その上から被せものをする処置をいい

注意しなければいけないケースとして

1、高血圧症

血圧の上昇や下降、心臓などの臓器に影響がでることがあることから

場合によっては適応から外れることがあります。

2、糖尿病

免疫力が低下することで歯周病等への感染が懸念され

普段の血糖値にくわえHbA1cの値が問題ないかどうか

かかりつけ医に確認をとってから治療を進めることがあります。

3、腎機能障害、肝機能障害

腎疾患があることで創傷の治癒が治りにくかったり

人工透析を受けている方は歯槽骨がもろくなっていることと

肝疾患があることで薬剤の代謝がされにくく

血液に凝固がおこりにくく

医師との相談のもと適応かどうか判断する必要があります。

4、喫煙者

たばこに含まれるニコチンの摂取により

骨や歯茎に十分な血流が届かなくなり

インプラント埋入後の骨の再生や歯周組織の治りにくくなるため

禁煙をされてから治療にはいるのが望ましいといわれています。

4、ブラキシズム

歯ぎしり、食いしばりによって歯および歯周組織が損傷して

インプラントの上部構造が欠けてしまったり

歯周病が進みインプラントの周りの骨が溶けてしまう可能性があるため

ブラキシズムの改善がもとめられます。

このようにインプラント治療を進めるにあたり

生活習慣および全身状態の把握が必要となり

場合によっては歯科以外の医科との連携が必要となります。

なにかインプラントについてご不明な点があれば

お問い合わせください。

よろしくおねがいします。