口臭の原因とは?

みなさん、こんにちは😊
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

桜が咲く時期になりました🌸
春休みの学生さんのお話を聞くと、おばあちゃん家に行った!や最後の春休みに旅行行きまくります!といった話をたくさん聞き、私も楽しい気持ちになります💕
春休みではありませんが、先月私も旅行へ行き、動物園に行ったり、タカアシガニという世界最大のカニを食べました🦀
とっても大きくて、美味しかったです🥰



今回は、「口臭」についてお話しします。

口臭は気になっても人に相談できない…という方も多いと思います。

口臭の原因は大きく分けて2つあります。
一つ目は、「口の中の状態」です。

point1 舌苔
みなさんの舌は何色ですか?
白くなっている方は、「舌苔」といって口臭の原因となる細菌の塊が付着しています。舌の表面は凸凹していて、そこに口の中の剥がれた皮膚や食べ物のカスにより細菌が蓄積すると白い苔ができます。舌苔は病気ではありませんが、蓄積すると口臭の原因となります。

point2 虫歯や歯周病
臭いの原因は「虫歯」や「歯周病」によるものもあります。口の中の細菌がタンパク質を分解して腐敗臭を感じることがあります。

point3 口の中の乾燥
臭いが1番気になるのは朝と答える方は多いです。夜寝ている間は唾液の分泌が減少し、乾燥状態になります。乾燥状態では細菌は繁殖しやすくなるため、口臭の原因となります。
また、子供の口臭が気になる場合は「口呼吸」が原因かもしれません。気づいたらポカンと口が開いていることはありませんか?
口呼吸は歯並びにも影響が出てくるため気をつけましょう。
ドライマウスで口の中が乾きやすい方も鼻呼吸を意識したり、こまめに水分補給を行い、口の中を潤した状態にしましょう。

二つ目は、「身体の健康状態」です。

・消化不良や肝機能の低下、糖尿病やストレスなどが原因となることもあります。


では、お口の状態を改善して口臭を防ぐにはどのようにすればよいでしょうか??

point1 舌苔やプラークを取り除く!
歯ブラシや舌ブラシを使用して、お口の中の細菌を減らしましょう。フロスや歯間ブラシなどの使用もオススメです!
舌を磨くときはブラシを強く当てると嘔吐反射が起きてしまうため、優しく撫でるように磨きましょう。舌を磨く専用の「舌ブラシ」というのもドラッグストアなどで販売しているため、気になる方はぜひ使ってみて下さい。

point2 唾液の分泌を増やす。
唾液には抗菌・殺菌作用があります。
唾液の量を増やすために、よく噛んで食べましょう。噛むことによって刺激され唾液の量が増えるため、ガムを食べるのもいいですね!
また、唾液腺マッサージを行うことで、唾液の流れがスムーズになり効果が期待できます。

お口の中を清潔な状態にし、口臭を予防していきましょう。