こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。
6月8日、9日と仙台で絆祭りが開催されましたね。
8日にはブルーインパルスが仙台市の上空を飛行し
9日には定禅寺通りから東二番町通りまでのパレードもおこなわれ
東北に活気がまた戻ってきましたね。
残念ながら診療のため直接見ることはできませんでしたがまた仙台で開催された時の
楽しみにしておきたいと思います。
さて今回は知覚過敏の予防と治療について説明していこうと思います。
まず知覚過敏が起こる原因として挙げられるのが
歯ブラシの種類や仕方です。
硬めの歯ブラシを使ってゴシゴシ磨くことで汚れ以外に歯が削れることで知覚過敏が
起こります。
柔らかめの歯ブラシへの変更や優しく磨くことで汚れのみ除去することで予防していきます。
歯磨剤の選択も重要です。
研磨剤が多く含有しているものはより歯が削れやすくなるため、なるべく研磨剤よりも
フッ素含有量が多いものを選択することで歯質の強化をおこないます。
次に挙げられるのが歯周病の進行です。
歯周病によって歯肉や歯槽骨が痩せてしまうことで歯の根の部分が露出し結果
知覚過敏を誘発します。
歯周治療で歯肉などが退縮しないように予防し3ヶ月に1回は定期的な
歯垢や歯石をとりましょう。
進行してしまった場合、歯周外科治療で歯肉や骨の回復で改善が期待できる場合も
あります。
次に歯ぎしりや食いしばりです。
過大な力が前歯や奥歯に持続的に加わることで歯のすり減りがおきて
知覚過敏が進行します。
主にストレスによって引き起こされるため完全に治すことが難しいですが
うまくストレスを解消できるようにしていきましょう。
最後に食べ物、飲み物です。
食べものであれば柑橘系のレモン、飲み物であればワインなど酸を含んでいるものを
摂取する時間が長いと歯が脱灰してしみやすくなります。
もし摂取するのであれば長時間を避けること、一度摂取したらお水やお茶を飲んで
酸性の時間を短くすることが大切です。
このように知覚過敏が生じる主な原因は
1、歯ブラシの種類、歯磨剤の種類
2、歯周病の進行具合
3、歯ぎしり、食いしばりの生活環境
4、食生活でよく食べる物、飲む物
が挙げられます。
いずれの症状にも予防や治療がおこなうことが可能なため
現在お口のことでお困りやお悩みの方は一度ご相談ください。
よろしくおねがいします。