こんにちは、歯科衛生士の及川です‼︎
早いものでもう今年も半分が過ぎようとしています。季節は梅雨☔️ジメジメして蒸し暑かったり、気温が下がったり、体調も崩しやすい季節ですので皆さんもお身体に気をつけてお過ごしください。
そんな季節も健康なお口、楽しい食事で乗り切りましょう!
さて、今日のおはなしは歯磨きについてです。
みなさんは歯みがきの意味を考えたことはありますか?実は汚れを落とすだけが目的ではありません。歯みがきは食べカスを落とすのではなく、歯垢とよばれる歯の表面についた細菌の塊を除去したり、歯茎をマッサージする効果があります。
しっかりと効果を出すためには正しい道具を正しく使うことが大切です✨
まずはじめに歯ブラシの選び方についてお話します!
【⠀歯ブラシの毛の硬さ 】
歯ブラシの方法にもよりますが、歯の表面の汚れを落とすには毛先が硬いものより普通もしくは柔らかめの歯ブラシがよいです。
歯茎が腫れてしまっている場合、歯ブラシが当たって痛いという方もいらっしゃるでしょう。その場合は柔らかい歯ブラシを使用していただくと、痛みが少なく歯みがきができます。
ただし、柔らかい歯ブラシは毛先が柔らかいために、歯垢を除去しにくいという欠点があります。
また、力が強い方は歯ブラシの毛先のやわらかさに関わらず歯茎を傷つけてしまったり、歯が削れてしまうことがありますので注意が必要です!
【⠀歯ブラシの種類⠀】
現在では歯ブラシ売り場にはたくさんの歯ブラシが並び、どの歯ブラシがよいのか迷ってしまいますよね🤔
そんな方はまずは以下のような歯ブラシを選んでみましょう!
①歯ブラシのブラシの部分が小さいもの
小さめの方が奥まで届きやすく、奥歯までしっかり磨くことができます。
②毛先が真っ直ぐになっているもの
毛先がギザギザのものよりまっすぐのものの方が歯の表面にしっかりあたり磨きやすいです。
③ナイロン毛のもの
衛生的な問題ですが、ナイロン毛は比較的乾燥しやすく、他の毛質の歯ブラシにくらべて清潔に保つことができます。
さて、良い歯ブラシを選んだら、次は正しい歯ブラシの使い方です!
みなさんが今使用しているその歯ブラシ、いつから使用していますか?
歯ブラシにも寿命があります!
基本的には1ヶ月くらいに1回の交換が理想です!🪥
まだ綺麗で毛先も広がっていないから大丈夫!と思っていませんか?綺麗に見えても、実際は目には見えない細菌がたくさんついているのです!そのため、月に一度交換することをおすすめします☺️
最後に少し歯みがきのポイントについておはなしします!
①歯と歯の間、歯と歯茎の境目を意識して磨く
この部分は歯垢が1番つきやすいところです。歯ブラシだけではなく、糸ようじや歯間ブラシなど補助用具の使用もおススメです!
②磨く順番を決めて磨く
あちこち磨いていると、磨き残しが出てしまう可能性があります
③力を抜いて小刻みに歯ブラシを動かす
大きくゴシゴシ動かすと歯と歯の間、歯と歯茎の境目に毛先が当たらずよく磨けません!また、大きく動かすことによって、歯茎を痛めてしまうこともあります!!
虫歯、歯周病の予防には歯医者さんでのケア、セルフケアの両方が大切です。セルフケアでお口に合った歯ブラシ、正しい歯磨きで健康なお口を守りましょう🌿