色々な役目がある歯医者さんの「バキューム」

みなさんこんにちは。青葉会事務局の庄子です。仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科をいつもご利用いただきありがとうございます。

歯科医院には沢山の機械や道具や薬品や材料があります。みたことがなくて何に使うのか分からないとドキドキしますよね。

少しでもみなさんに安心して歯科医院に通っていただけるように、今日は歯科医院で使うもののご紹介をします。

使い方は1つじゃない?!歯医者さんのバキューム

体験したことがある方は思い出して欲しいのですが、虫歯などになってしまい、歯を削らないといけなくなったとき・・・歯を削る器械で削っていくのですが、だいたいお水がでますよね。

なぜお水を出しながら歯を削るかといと、歯を削る器械は高速で回転するやすりなので硬い歯を削る時は摩擦で熱をもってしまいます。

熱が歯の神経にダメージを与えてしまうこともありますので、お水で冷やしながら削っていかないといけないのです。

では、口の中にお水がいっぱい溜まってしまうと溺れそうになってしまいますよね・・・。飲み込むわけにもいかないし・・。そこで必要なのが「バキューム」です。

バキュームでお水を吸いながら削っていくので、口の中にお水が溜まらないように配慮しています。そしてバキュームはお水を吸うだけではなく、歯の削りカスや金属などの被せ物を削っているときには金属の削りカスも吸引しています。削った時に臭いがすることもあるので、臭いも吸ってくれるんですよ。

そしてバキュームは吸うだけのものではなく、歯を削る時に頬っぺたや唇や歯茎や舌を巻きこんで傷つけたりしないように押さえる役割もあります。圧排(あっぱい)と言います。

 

このようにバキュームは1つで色々な役割を果たしていて、歯医者さんにとってはなくてはならない道具の一つです!

バキュームは使う時にゴーーーーっと音がして小さなお子さんには怖いイメージを与えてしまいがちですが、痛いことをするわけではないので安心して欲しいです。

どうしても慣れなくて上手く治療ができない時は練習から始める事も可能なのでご相談下さい。

また、バキュームのテクニックもとても重要で、アシスタントは患者さんに負担をかけないように日々練習しています!お水が溜まらないように・・嘔吐反射がおきないように・・削る時に先生が見やすいように・・色んなことを考えています(/・ω・)/

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