ブラキシズムのおはなし

こんにちは!仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の及川です!

最近暖かくなってきましたね☀️ですが、朝、夜はまだまだ冷えます。みなさん体調管理に気をつけてくださいね😊

さて、今回は歯ぎしり、食いしばりについてのお話です。

睡眠中など無意識のうちにおこなってしまうので、なかなか自覚することがありません。歯ぎしり、食いしばりで歯や骨にかかる力は強い人で70kgを超えると言われています。そのために気づかない間に歯や骨に大きな負担がかかってしまっているのです。

歯ぎしり、食いしばり(ブラキシズム)が続いたことにより様々な症状が起こります。以下はその例です。

歯のすり減り、歯がしみる(知覚過敏)、骨隆起、治療したかぶせものが外れる、歯周病の進行、顎関節症、口のまわりの筋肉の痛み、顎のズレ、頭痛、肩こり、、、

●家庭で行うブラキシズムへの対応

以下のことに気を付けてみましょう!しかし、気にしすぎることもストレスになってしまいます。できる範囲でやってみましょう😊

1、日常生活

・かみあわせていることに気づいたらすぐに離す

→通常、上下の歯が接触する時間は短く、食事の時間を入れても15分ほどと言われています。私たちには意識していませんが、ほとんどの時間は上下の歯の間には1~3mm程度の隙間があります。

・口のまわりの力を抜く

・ストレスをためない

→顎の筋肉の過緊張によって、何十分間も連続して強くかみしめるようになることがあります。パソコンに集中していたり、机に向かって急ぎの仕事をしていたりする時など、少し手を休め、かみしめをしていないかどうか確かめてみてください☺︎

・肘をついて頬杖をつくことをできるだけ避ける

→かみ合わせがズレてしまうことがあります

2、就寝時

・リラックスして休む

・高い枕はかみしめやすくなるので避ける

・横向きで寝ると顎に力が入りやすくなる

3、食事中

・左右均等に少しずつかみ砕くようにする

・極端に硬い食べ物は、毎日のように食べるのは避けるようにする

●歯科医院で行うブラキシズムへの対応

当院でも以下のことを行うことが可能です!

・ナイトガード(マウスピース)の作製

→夜間寝る時につけていただきます

・かみ合わせの調整(必要に応じて矯正治療)

→正しい位置でかめるように調整をします

・しっかりかめるように、むし歯など歯の治療を行う

・歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーニングを行う

なにかご心配なことがありましたらお気軽にスタッフまでご相談ください😊