皆さま、こんにちは!仙台つつじがおか歯科の歯科衛生士の岩本です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今、世界中でコロナウイルスとの闘いが続いております。ここ日本でも、お口やお鼻といった呼吸器からウイルスが体内に入らないように、マスクをしていらっしゃる方が多いと思います。
コロナウイルスだけではなく、諸々のウイルスや細菌感染症はお口が入り口になって起こることが多く、感染を防ぐためには毎日のオーラルケアが非常に重要です。
そこで、ステイホームの間、ご自宅で歯磨きの練習をしてみませんか?
一度訓練した歯磨きの技術は、一生涯無駄になることはありません。ぜひこの機会に経験値を積み、歯磨きのレベルをひとつ上げましょう!
【用意する物】
・鏡 手鏡としても置き鏡としても使える物がベスト
・綿棒
・プラーク染色液『LION歯科材 株式会社 DENT.プラークテスター』当院で販売しております!
プラークテスターを使いますと、歯磨きの練習がより効果的にできますのでぜひご用意ください。
それでは行ってみましょう!
①まず綿棒の先端を染め出し液で充分湿らせ、
歯とはぐきの境目、歯と歯の境目など、『境目』を中心にポンポンポンと軽く塗ります。
ここでグリグリ塗りますと、プラーク自体がこの時点で剥がれてしまいますので、軽い力でポンポンするように塗るのがコツです。
②その後洗口し、鏡を見ながら、
歯ブラシ・ワンタフトブラシ・歯間ブラシ・フロスを使って全てのプラークを剥がします!
それぞれの使い方のイメージですが…
☆歯ブラシ…【歯を1本ずつ磨く】
☆ワンタフトブラシ…【はぐきにも触れながら、歯とはぐきの間をぐりぐりマッサージ】
☆歯間ブラシ…【無理に貫通させない、歯間乳頭(しかんにゅうとう)※1のマッサージとプラークはがしのために行う】
☆フロス…【歯のお隣合う面をふきふき。歯肉溝まで優しく挿入し、さらにふきふき】
※1 歯間乳頭とは…歯と歯の間にある、はぐきのお山のこと。歯周病はここに菌が溜まることで悪化して行きます。
【補足】慣れてきたら、さらにレベルアップ!
・『口腔内検診用デンタルミラー』を使用して、見えにくい上の奥歯の裏側も練習しましょう。
・『ストップウォッチ』を使用して、どの部分にどれくらい時間がかかっているのかを意識できるようになりましょう。かかる時間がわかることで、毎日の生活に丁寧な磨き方を組み込みやすくなります。
皆さまが健康で過ごされますように、いつでも応援しております!どうぞお気軽にご連絡ください。