妊娠性歯肉炎

みなさんこんにちは!!
仙台つつじがおか歯科の目黒です☺︎!

今日は妊娠中に起こるお口の中のトラブルについてお話をさせていただきます!

早速ですが、『妊娠性歯肉炎』という言葉聞いたことはありますか??

妊娠中には女性ホルモンの分泌量が増えると言われています。
歯周病菌はその女性ホルモンを栄養とする為、歯茎からの出血を引き起こしてしまいます。

●口の中がネバネバする
●歯茎からの出血
●口が渇く

これらの症状は全て妊娠性歯肉炎の症状です!

『お母さんのお口の状態が悪くても、お腹の中の赤ちゃんには影響はないよね?』

と思われる方もいらっしゃいますが、実はお母さんが歯周病だと、歯周病菌が原因で、子宮を収縮させてしまう可能性があると言われています。
その為、早産や、低体重児の原因にも繋がるそうです、、、

歯周病ではない妊婦さんと比べると、歯周病の妊婦さんが早産になったり、低体重児が生まれる危険性はなんと6、7倍にもなるそうです!

また、妊娠中はつわりが原因で歯磨きが出
来なくなってしまったり、間食の回数が、増えてしまい歯の再石灰化が起こりにくくなり虫歯が進行してしまうこともあります。

しかし、つわりがある時の歯磨きは辛いですよね…

そんな時はいくつか方法を試してみるといいかもしれません!

●なるべくヘッド(歯ブラシの頭の部分)が小さいハブラシを選ぶ(子供用でも大丈夫です)
また、歯磨き粉は無理に使わなくても大丈夫です。

●お風呂で磨くなど、気分が良い時に磨く

●口を開けたまま、前かがみになって、かき出すように磨く

どうしても磨けない時は食後良くうがいをしたり、糖分の入っていないキシリトールガムを噛み、お水や唾液の力で菌を洗い流しましょう!!

また、赤ちゃんの歯を丈夫にする為にはお母さんが毎日バランス良く食事を摂ることが大切です。

赤ちゃんの歯が作られる顎の骨は妊娠7週頃から出来始めこの骨の中に乳歯が芽生え始めます。

胎児が4〜5ヶ月頃になると、お母さんの血液中にあるカルシウムやリンが歯の再石灰化を促進します。

この妊娠中期にお母さんの栄養状態が悪いと、産まれてくる赤ちゃんの歯が弱ってしまったり、虫歯が出来やすい歯質になると言われてます!

生まれてくる赤ちゃんには丈夫で健康な歯を作ってあげたいですよね、、、

その為には妊娠中の食事にタンパク質とカルシウム、ビタミンA.B.Cは欠かせません。

毎日幅広い食品の中から選び、なるべく偏食をしないようにしましょう😊❤︎