口腔乾燥症について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

5月も残すところあとわずかですね。

仙台駅東口周辺の小学校は運動会が開催されたみたいですね。

なかなかコロナ禍で大人数で集まるのが難しい日常の中でも季節のイベントは

思い出に残るものであってほしいですね。

5月の大型連休は今年もステイホームで穏やかに過ごしていましたが

皆さんはどのように過ごされましたか?

仙台市では新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が始まり

高齢者や基礎疾患のある方々を中心に1日でも早くワクチンが行き届いて

実施してほしいですね。

変異株の影響がおさまり

早くこの現状が落ち着きをみせて東京オリンピック・パラリンピックが

安全に開催できるのか注視してみていきたいと思います。

さて今回は以前も掲載した口腔乾燥症の続編について

説明していこうと思います。

口腔乾燥症はドライマウスとも呼ばれ

何らかの原因により唾液の量が減少することで口の中が乾燥状態になること

をいいます。

最近、口臭が気になったり、ストレスを日常生活でかかえていたり

していませんか?

また口が渇く、食べ物をうまく飲み込むことができない、

味がよくわからないことはありませんか?

今挙げた項目にあてはまる方は口腔乾燥症の可能性があります。

特に最近では口腔内に細菌が増殖して口臭が強くなる

また虫歯、歯周病など口腔疾患を誘発するなどの報告があります。

では、なぜ口腔乾燥症が起こるのか

最近では口呼吸、薬の副作用、水分の摂取不足、ストレスなど自律神経の乱れ

シェーグレン症候群など自己免疫疾患、糖尿病などで起こると言われています。

実際口腔乾燥症になってしまった場合どのように対処していくのか?

まずは生活習慣の改善です。

飲酒や喫煙などは極力控えて規則正しい生活を心がけます。

食事の際にはよく噛むことを意識して水分補給をこまめにとります。

そして唾液の量を増やしていきます。

また鼻炎などでうまく鼻呼吸できない場合は耳鼻科を受診し

鼻の通りを良くして口呼吸を予防します。

薬の副作用で起きている場合は薬の変更を

担当医にお願いをすることもあります。

放置しておくことで虫歯や歯周病の進行にも繋がるため

口腔乾燥症は早期発見、早期治療が望まれます。

このように現代では身近におこりうる症状なので

現在お口のことでお困りの方はかかりつけ医にて

相談からはじめてみてはどうでしょうか?

ご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。