こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。
最近は週末に雨が降ることが多く
休日になかなか外の散歩に行けなくて残念ですが
平日の晴れた日は自転車通勤で気を紛らわせているので
適度な運動で健康維持につとめていきたいと思います。
プロ野球はセ・パ交流戦が始まりましたね。
楽天ゴールデンイーグルスは現在パリーグの2位につけているので
交流戦で勢いをつけ首位に返り咲いてほしいです。
はやく安心して楽天生命パークが満員の観客で応援できる日を
楽しみにして仕事に励みたいと思います。
さて今回は40代からのお口の健康について説明していこうと思います。
まず40代になると
加齢による体力の低下
免疫力の低下による体調不良
唾液に減少に伴う味覚の変化
歯肉の退縮による歯の様々な症状が起こりやすくなります。
これらが合わさることで
歯周病(歯を支える歯槽骨が溶け、歯が抜け落ちる病気)や
根面う蝕(歯の根の部分が虫歯になる)がおき
お口の中に様々な痛みや腫れが起こります。
主に40代からは口腔機能が低下が起こると言われ
40代の40%は
低舌圧による発音障害
咀嚼機能の低下
嚥下機能の低下
さらに女性はこれらに加えて骨粗しょう症(骨の密度が減り骨折しやすくなる)
にも注意が必要です。
骨粗しょう症は歯周病の進行を早めるともいわれています。
ではどのように予防していくのか
まずは毎日のブラッシングが重要です。
主に磨き残しが多くなる歯と歯の隙間や歯と歯肉の境目や
奥歯の溝の部分は特に注意しながらおこなってください。
食後に丁寧なブラッシングに加えて
デンタルフロスや歯間ブラシや洗口液を
併用していくのも効果的です。
就寝前のデンタルリンスはお口の中の細菌の増殖を
抑えてくれる効果があります。
次に間食を避けたバランスのいい食事をとるようにして
特に歯ごたえのある食材を使うことが重要です。
耳下腺、顎下腺、舌下腺といった唾液線をマッサージすることで
唾液を積極的にだすのも効果的です。
骨粗しょう症にはカルシウムやビタミンKやビタミンDを
効果的に摂取することで予防につながります。
このように40代からはお口の曲がり角にあたるので
予防もしくは治療によってトラブルを解決していくのが望ましいです。
現在自分も含めて40代を迎えお口のトラブルでお悩みの方は
一度かかりつけ医に相談してみてはいかがですか?
何かご不明な点があればお問い合わせください。
よろしくおねがいします。