疼痛の種類について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

8月はオリンピックを連日深夜までテレビ観戦しており

私が注目していたサッカーの日本代表は悲願のメダル獲得に至らず残念なところがありましたが

野球の侍ジャパンの金メダルには感動しました。

ちょうど診療を終えて帰宅したあたりから試合が始まり

深夜まで時間を忘れて応援をして、あっという間に1日が終わるような感じでした。

感動をありがとうございます。

さて今回は痛みの種類について説明していこうと思います。

まず虫歯の痛みについて

冷たいものや温かいものでしみる症状があります。

一般的にCOの要観察歯やC1のエナメル質う蝕のような虫歯が小さい場合は

痛みが生じることは少なく

C2のエナメル質から象牙質に進行してくるとまずは冷たいもの、次に

温かいものがしみやすくなります。

お菓子を食べた時の甘いものでも症状がでます。

レントゲン撮影を行い詰め物をして修復します。

C3の象牙質から神経に進行してくると自発痛といった何もしていなくても

痛みが強くなり、上下の歯が触れても痛みが強くなります。

神経をとり被せ物で修復します。

C4の歯の根まで進行してくると膿がたまって拍動性の痛みが生じます。

抜歯をおこない、抜けたところにはブリッジ、入れ歯、インプラント等で

補綴を行います。

あくまで痛みの参考の一つとして頭の中に留めておいてください。

実際に痛みがでていなくても進行する虫歯もあるので、検診などで

早期発見、早期治療をおこなうことが適切です。

次に歯肉炎、歯周病の意痛みについて

歯肉炎では歯周ポケットにプラークが溜まると歯肉に炎症をおこし

赤く腫れます。

痛みを伴うことは少なくブラッシングやフロスで出血します。

軽度の歯周病になってくると

歯肉の炎症が拡大して歯周ポケットが深くなり歯槽骨が溶け始めます。

ブラッシングで歯肉を触ると出血に加え痛みが生じてきます。

歯垢歯石取りと適切なブラッシングで改善をはかります。

中程度や重度の歯周病になってくると

歯槽骨の喪失がすすみ、痛みの他に口臭が強くなります。

進行の程度によっては歯周外科治療や抜歯になることもあります。

このように虫歯や歯周病の痛みは段階をおって強くなるケースが多いため

現在虫歯や歯周病でお困りの方は一度かかりつけ医を受診して

適切なアドバイスをうけることをおすすめします。

何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。