1本1本の歯を大切に

みなさん、こんにちは🌼歯科衛生士の及川です!

いかがお過ごしでしょうか?冷え込みも厳しくなり、毎朝なかなか布団から出られません❅*॰ॱ毎日寒いですが、くれぐれも健康にご留意下さい( ¨̮ )

今年も残すところあと少し!今年もあっという間でしたね💭残りの数日悔いのないようお過ごしください🌱

さて、今回は歯を失ってしまうとどうなってしまうのか?についてです。お口の中の変化はもちろん身体的障害や心理的問題、社会的な影響といったさまざまな問題が生じます。その中から今回はお口の中の変化についておはなししていこうと思います🦷

みなさん今お口の中に何本の歯が生えているか分かりますか?なかなか考える機会はないでしょう。一般的には親知らずを除いて永久歯は28本存在します。その1本1本すべてがとても重要です。

たとえ1本でも歯を失うとお口の中に様々な変化が起きます。最も問題になるのは、噛む能力が低下し、食物を噛みにくくなることです。前歯を失った場合には、『外観が悪くなる』『発音時に空気が漏れる』という社会生活に直面する障害も生じます。見た目の問題を回復したいという心理から前歯を失った場合にはすぐに歯科医院を受診することが多いでしょう。しかし、奥歯を失った場合無いことに慣れてしまうと受診を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

わたしたちの歯は1本1本それぞれただ生えているわけではありません。全ての歯が存在して歯列が整っている場合には、それぞれの歯は隣り合った歯と接触し、力のバランスを保ちながら保っていますが、歯が失われて隣の歯と接触点がなくなると、歯は空いたスペースに傾斜してきてしまいます。傾斜して倒れた歯には菌が溜まりやすく、炎症が起こりやすくなります。

また、かみ合っていた歯については、欠損した歯とかみ合っていた歯は、かみ合わせを求めて少しずつ伸びてきてしまいます(歯の挺出)。伸びてきた歯の隣の歯も先程説明したように傾斜してきてしまいます。

このように1本歯を失うということは、その部分だけではなく、他の歯にも影響が出できてしまう大きな問題なのです。

いざ、治療をして失った部分を修復しようとしても、時間が経ち傾斜や挺出が起きてしまうと治療が難しくなってしまったり、虫歯や歯周病が進行するなど、歯を失ったままにすると良いことはありません。

小さな歯一本でも私たちの健康を守る大きな役割を担っています。

どんな小さなことでも不安なことがありましたらご相談ください( ¨̮ )

治療が必要になった時は治療が大事ですが、予防もとても大切です💫年末年始生活リズム、食生活も乱れがちですが、お口のセルフケアを忘れず楽しく過ごして頂ければと思います🎶