年末年始の歯のトラブルについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

2021年も残すところあと数日ですね。

今年は皆さんにとってどのような一年でしたか?

振り返るとあっという間に過ぎた一年でしたが

私にとっては第一子の長男が誕生して父親として

奮闘した一年だったと思います。

最近は歩くようになり目をますます離せなくなってきましたが

日々息子の成長を近くでみれる幸せを感じながら過ごしています。

12月30日から1月4日まで年末年始の休診となりなすが

2022年1月5日より診療が始まりますので来年も皆さん1人1人の

お口の健康に携わっていければと思います。

今年も大変お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

さて今回は年末年始に起こりやすい歯のトラブルについて説明していこうと思います。

まず最初は親知らずの周りの痛みと腫れです。

智歯周囲炎と呼ばれるもので風邪をひいたり、睡眠不足になったり、

体にストレスがかかったり、体調不良になることで親知らずの周りに

細菌感染が起こり痛みや腫れを引き起こします。

この場合はまず栄養と休養をしっかりとることで免疫力をあげ

鎮痛薬や抗生物質を服用し、歯ブラシで親知らずの周囲の汚れをとり

うがい薬を併用して患部を清潔にします。

次に歯肉炎、歯周病の進行です。

小児だと冬休みをむかえ食生活が不規則になることで歯肉炎が進行します。

とくに歯と歯肉の境目の発赤や腫脹が多くみられることがあるため

必ず仕上げ磨きをおこなってもらい、食事の間隔を2時間以上あけるように

心がけてもらいます。

大人だとお酒を飲む機会が増えることでお口の中が乾燥しやすくなり

歯周病が進行します。

とくに前歯よりも奥歯の歯周ポケットに細菌が繁殖しやすいため

ブラッシングで歯と歯肉の境目まで汚れをおとし

デンタルフロスや歯間ブラシといった補助器具を併用することを

おすすめします。

最後に小児と大人に共通事項としては虫歯の進行です。

歯と歯の間、歯と歯肉の境目、歯の溝の部分は虫歯が進行しやすいところなので

とくに注意してブラッシングをおこなってほしいです。

このように年末年始は歯と歯肉のトラブルがおこりやすい時期なので

万が一このような症状が強くでた場合には休日歯科診療で応急処置など

症状が悪化しないようにするのが一番です。

当院も1月4日までは休診となるため

万が一痛みや腫れがでた場合は1月5日より対応は可能なので

ご連絡ください。

よろしくおねがいします。