あけましておめでとうございます🎍
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。
みなさんは、子供の頃に抜けた歯をどうしていましたか?
当院に通う子供に聞くと、
👦「袋とか箱に入れてとっておいてる!」
👧「おばあちゃんにあげる!」
🧒「気づいたらどっかいっちゃった〜」
などさまざまです。
私が子供の頃は、家の窓から大きい声で
「鬼の歯より丈夫な歯になれ👹」と言って、
上の歯はそのまま下へ、下の歯は上に向かって投げてました。
そのおかげで(?)丈夫な歯が生えてきました🦷✨
抜けたけどどうしようか迷っている方は一つの案として参考にしてみて下さい😊
(※くれぐれも窓から落ちないように注意して下さい。)
今日は「歯の生え変わり」についてお話しします。
まず、乳歯が全て生えそろうのは3歳頃です。
生後6ヶ月頃に下の前歯が頭を出し、乳歯は全部で20本生えてきます。
〈永久歯の生えてくる順番〉
①6〜7歳頃:上下の第一大臼歯(6歳臼歯)
・下の切歯
②7〜8歳頃:上の切歯・上下の側切歯
③8〜9歳頃:上下の犬歯
④9〜11歳頃:上下の第一小臼歯
⑤10〜15歳頃:上下の第二小臼歯
⑥12〜14歳頃:第二大臼歯
⑦17〜21歳頃:第三大臼歯(親知らず)
親知らずまである人で永久歯は全てで32本。
親知らずは人によって本数が変わります。
生え変わり時の注意※
1.先に大人の歯が生えてきた!?
・乳歯が抜ける前に永久歯が頭を出す場合があります。この場合、子供の歯が邪魔をして永久歯の生える位置がズレてしまうことがあります。
2.乳歯がなかなか抜けない!?
・他の歯は抜けたのに、一箇所なかなか抜けず、ぐらつきもしない乳歯がある場合、永久歯がもともとない「先天欠如」の可能性があります。レントゲン写真を撮って永久歯があるか確認する必要があります。
3.生えたばかりの歯は虫歯になりやすい!
・生えて間もない永久歯は弱く虫歯になりやすいです。特に第一大臼歯(6歳臼歯)は乳歯が生えそろった奥に生えてくる永久歯で、噛む面の溝も深く汚れが溜まりやすいです。歯ブラシの当て方を注意し、仕上げ磨きを丁寧にしてあげましょう。当院では、フッ素を塗ったり、シーラントという溝を埋める処置を行うことが可能です。
4.指しゃぶりや下唇を噛むなどの癖
・生え変わりの時期に指しゃぶりが唇を噛む癖などがあると永久歯の歯並びに影響がでる可能性があります。
これについては次回詳しくお話しします。
次回「子供の癖と歯並びへの影響」→→→