間食と虫歯

みなさん、こんにちは!

仙台つつじがおか歯科の及川です( ¨̮ )

ついこの前2022年が始まったばかりなのに、もうあっという間に2ヶ月も終わってしまいます💦最近は休みの日も寒くて1日家の中で過ごして終わってしまう事が多いですか、今年こそ立てた目標を達成できるように改めて充実した毎日を過ごしていきたいと思います

家の中にいるとダラダラと何かずっと食べて過ごしてしまいがちですが、そんな食生活、実は虫歯のリスクをとても高めてしまっています‼️

今回は虫歯についておはなししていこうと思います🦷

虫歯はお口の中だけの問題ではなく、生活習慣病です。歯磨きをしっかり毎日しているにもかかわらず虫歯になってしまったり、間食が多くても虫歯にならない人がいます。これは、虫歯がただ歯磨きをしっかりしているだけでは予防しきれない、様々な原因が関係しているものだからなのです!

虫歯の原因菌、糖質、皆さんの歯の質など様々な原因が関係しており、どうしても虫歯になりやすい人なりにくい人がいます。

まずは砂糖と虫歯の発生の関係についてお話していきます。

砂糖が虫歯を発生させるメカニズムは次のように考えられています。

①お口の中の虫歯の原因菌が砂糖から不溶性グルカンという粘着性のものを菌の周りにつくります。

②この粘着性のものと菌が、歯にくっつき、プラークをつくります。

③歯にくっついた菌が、砂糖を使って酸をつくりだします。

④この酸によって歯が脱灰といって溶かされ、虫歯をつくります。

次は糖類の摂取の仕方と虫歯の関係についてです。

砂糖などの糖類による虫歯の発生には、摂取した糖類の総量よりも摂取頻度の方が密接に関連しているとされています。また、その糖類も、粘着性の高いものほど虫歯の発生率も高くなります。

何故、間食の回数が増えると虫歯の発生率も増加するのでしょうか?

わたしたちが食事を摂る度に、食事に含まれる糖類によって、プラークが酸性に傾きます。このことにより歯のエナメル質が溶かされてしまいます。しかし、次の食事まで間があいていると、その間に唾液の働きによって、プラークの酸が中和され、溶けだしてしまったイオンが再び戻り歯は修復されます。

ですが、食事と食事の間に頻繁に間食を摂ると歯の修復よりも脱灰の方が進んでしまい、虫歯が発生してしまいます。

ダラダラとした不規則な糖類の摂取を避け、13回の規則正しい食事を心がけることで虫歯のリスクを下げることができるのです。

生活を楽しむために間食も必要な時間です🍰

全くしないことは難しいです。ダラダラ食べをしない、食べるものに気をつけるなど工夫することが大切です。

虫歯のリスクを下げるためにメリハリのある食生活を心がけていきましょう( ¨̮ )