お口のトラブルについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

4月29日から大型連休が始まります。

うまく4月後半と5月前半の休みを調整して10連休にした方も

いるのではないかと思います。

皆さんはゴールデンウィークはどのように過ごされる予定ですか?

今年は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がない中での

連休なので長らく外出や遠出を控えられていた方にとっては

待ちに待った休暇だと思います。

私はこれといって遠出の予定はないのですが

地元徳島で友人に待望の赤ちゃんが生まれるみたいなので

出産祝いを買いに街中に行ってみようかなと考えています。

当院は5月1日3日4日5日と休診とさせていただきますので

ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

さて今回はお口のトラブルで最近多くなっている

ドライマウスについて説明していこうと思います。

まずドライマウスとは口腔乾燥症ともよばれ

お口の中が何らかの原因で唾液の分泌量が減少し乾燥した状態になる

ことをいいます。

1、口臭が気になる。

2、ストレスを抱えている。

3、食べ物が飲み込みづらい。

4、味覚が以前と変わった。

など上述した項目に多く当てはまることがあれば

ドライマウスの可能性があります。

主に口腔内の唾液の自浄作用や緩衝能が弱くなることで

細菌が繁殖して口臭の原因となり

進行することで虫歯の進行や歯周病の重篤化や嚥下障害を

引き起こします。

小児などでも口呼吸をしている場合でも

ドライマウスとなり歯肉炎の症状や前歯の歯並びや

奥歯の噛み合わせに影響がでるといわれています。

治療法や予防法として挙げられるのがまずは

お口の中を水分や唾液で潤すことです。

こまめに水分補給をおこない食事の際には

よく咀嚼することで唾液の分泌を促します。

また糖尿病や自己免疫疾患が既往にあることで

症状がでてくることがあるため

生活習慣の改善や内服薬の種類の変更などで

対応していきます。

比較的容易にできる対処法が唾液線のマッサージです。

耳下腺、顎下腺、舌下腺を指でマッサージすることで

積極的に唾液をだして改善をはかります。

このようにコロナ禍での生活環境の変化によって

ストレスや自律神経の乱れによってドライマウスの症状を

訴える患者さんが増加傾向にあるように感じます。

現在お口のトラブルでドライマウスの症状がある方は

かかりつけ医にて予防や治療について相談してみてはいかがでしょうか。

何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。