虫歯予防に効果的!シーラント!

みなさん、こんにちは🌻
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

みなさんは、夏休みやお盆休みではゆっくり過ごせましたか?
夏らしいことできましたか??

私は、花火大会に行ったり、スイカを食べたり…。充実した夏を過ごせました😊
特に私の地元では、毎年8月後半に「新庄祭り」というお祭りがあります!
コロナの影響で中止になり、今年3年ぶりの開催となりました♪
物語をイメージして作られる屋台は約20台あり、囃子は町内ごと特色があってとても楽しいです☺︎
新庄祭りが終わると夏が終わったな〜という感じがします。


さて、今回は「シーラント」についてお話しします!

虫歯になりやすい場所は3箇所あります。
1つ目、歯と歯の間
2つ目、歯と歯茎の境目
3つ目、奥歯の溝

痛くなったら治療すればいい!という考えだと、歯はどんどん悪くなっていってしまいます。そのため、虫歯にならないようにする予防法はいくつかあります。

・フッ化物塗布
・フッ化物洗口
・フッ化物配合歯磨剤の使用
・シーラント

フッ素は、歯と歯の間、歯と歯肉の境目の虫歯予防に有効で、ごく軽い虫歯をそれ以上進行させない効果もあります。また、生えたての歯の場合には、歯がフッ素を取り込んで糖分からでた酸に対する抵抗力を増す働きもあります。定期的に塗ることで効果が出てきます!

シーラントは、虫歯になりやすい場所の3つ目の奥歯の溝の虫歯を予防するための処置になります。

奥歯には複雑な形をした溝があります。
この溝には、虫歯菌や食べ物のカスがここに入ると歯ブラシではなかなかキレイにすることができず、虫歯の原因となることがあります。
さらに、乳歯や生え始めの2〜3年の永久歯は弱いため、虫歯になりやすいです。
そこで、シーラントは歯垢が溜まりやすい溝をあらかじめレジン樹脂などでシールをしてしまい、細菌や食べ物のカスが入らないようにする予防処置になります!

シーラントの効果は3つあります。
1.歯を強くしてくれる!
・シーラント自体にもフッ素が入っています。
2.虫歯菌を歯につきにくくしてくれる!
3.溝を埋めることで歯ブラシで汚れを落とすことができるようになる!

⚠️シーラント後の注意事項⚠️
①シーラントをしたからといって虫歯にならない訳ではありません。引き続き虫歯になりにくい間食の取り方や、丁寧な歯磨きを継続させましょう。
②噛み合わせや歯ぎしりによって外れてしまう場合があります。定期検診でその都度確認を行い、必要があれば再度シーラントで埋めましょう。
③虫歯がある歯にはシーラントを行うことはできません。シーラントで埋めた中で虫歯が広がってきてしまうため、虫歯になった歯はシーラントはできません。

何か分からないことがありましたらお気軽にスタッフにお尋ねください😊