歯科検診について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

30日日曜日に子供を連れてハロウィンパーティーに行ってきました。

親と子のサードプレイス『ぽぽらす』

つつじがおか公園近くにある子供が思う存分遊んだり、パパとママが自分時間を過ごしたり、

親子同士がつながれる新しい場所です。

子供もモンスターインクのサリーの仮装をしてお菓子をいっぱいもらえて

楽しそうでした。

写真もたくさん撮れていい1日を過ごすことができました。

みなさんも一度ぜひ行ってみてください。

 

さて今回は歯科検診での注意事項について説明していきます。

まず小児の歯科検診では歯の本数を確認します。

0歳から5歳までは乳歯がほとんどですが

6歳から12歳までは永久歯に生え変わるため

乳歯、永久歯の本数を記録していきます。

小学校低学年で上下の前歯が

小学校高学年で上下の奥歯が交換する時期なので

歯科検診で要抜歯の項目にチェックがついている場合は

乳歯と永久歯の交換時期であるためかかりつけ医の受診をおねがいします。

 

次に虫歯の本数を確認します。

虫歯はCOからC4まで分類されるため

C0(要観察歯)は歯ブラシ指導およびフッ素塗布

C1(エナメル質う蝕)は予防もしくは削って詰めもので修復を

C2(象牙質う蝕)は削って詰めものや被せもので修復を

C3(歯髄まで到達したう蝕)は歯の神経をとり差し歯での修復を

C4(残根状態)は歯の抜歯を行います。

特に乳歯は永久歯に比べて歯質がもろくう蝕の進行速度がはやくなる傾向があるため

早めの受診をおすすめします。

 

次に歯肉の状態です。

歯肉が腫れて出血する歯肉炎

歯肉と歯槽骨がやせてしまう歯周病について

歯肉の出血や腫脹があった場合には歯ブラシ指導と歯垢歯石取りを

歯肉の退縮や骨の吸収があった場合でも同様に歯垢歯石取りを

おこなって進行をゆるめていきます。

 

最後に噛み合わせです。

上顎前突(上の顎が前に出過ぎている状態)

下顎前突(下の顎が前に出過ぎている状態)

開咬(お口がぽっかりあいた状態)

などは矯正治療の対象となる可能性があるため

歯並びや噛み合わせの詳しい検査にはいります。

このように歯科検診では歯の本数や虫歯の進行具合や歯肉炎や歯周病の程度

さらには将来的な噛み合わせについて確認をしていきます。

主に春先に受診されることが多いと思いますが

要治療や要観察項目にあてはまっている状態をそのままにするのではなく

かかりつけ医でのアドバイスをぜひうけてみてください。

よろしくおねがいします。