フッ素を効果的に使おう!

事務局の白根です🥰

今年も当院をどうぞよろしくお願いいたします✨

 

お正月休み中は

実家に帰省し、ひたすら実家のわんちゃんと遊んでました👍

1年に数回帰るか帰らないかなのですが、ちゃんと覚えてくれていて

お腹を見せて甘えてきます🤗

うちにいるねこさんたちとは大違いです😂

素直にあまえてくるわんちゃん、ツンデレねこさんです・・・。

 

さて、今回は『フッ素の使い分け』についてお話します!

 

『フッ素が歯にいい!!』というのはみなさんご存じだと思います✨

フッ素が歯にいい理由を簡単におさらい💁‍♀️

①再石灰化を促進

②歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくくする(虫歯への抵抗力アップ)

③虫歯菌を弱体化

フッ素について 滋賀県草津市 歯医者 歯科 -アキヨシデンタルクリニック- 小児歯科・矯正歯科・審美歯科・インプラント治療

 

上記のように、フッ素にはさまざまな効果があります。

 

現在販売されている歯磨き粉のほとんどには、フッ素(フッ化物)が配合されていて

歯の強化に一役買っています👍

 

でも・・・・

『とりあえずフッ素がはいっていればOK』

ではありません!!

 

フッ素には、濃度があり、低いものから高いものまで存在しています。

そして、濃度によって用途が異なります!

フッ素の濃度はppm(1ppm=0.0001%)という単位で表されます。

 

使い分けは、主に年齢で使い分けます。

ざっくりわけると、小学生未満、小中学生、大人です。

 

①小学生未満(~6歳くらいまで・永久歯が生えていない年齢)

500ppm

②小中学生(6~15歳くらい・乳歯と永久歯が混在している年齢)

950ppm

③大人(15歳以上・永久歯がすべて生えそろっている年齢)

1450ppm

 

また、濃度だけではなく、使用する量も大事です。

①~2歳:切った爪の先程度

②3~5歳:5mm程度

③6~14歳:1cm程度

④15歳~:2cm程度

 

なぜ使用量も大事かというと・・・

6歳未満の子どもでは「フッ素症」を発症するリスクがあるからです。

フッ素症とは、フッ化物の過剰摂取により、歯に褐色の斑点や染みができる症状のことです。

小さい子どもにフッ素を使用する場合は使用量を正しく守りましょう。

※6歳未満のお子様へはフッ素濃度1000ppmを超えるハミガキは使用させないでください。

(1000ppmを超えるハミガキにはフッ素濃度が表示されています。)

 

またフッ素入りの歯磨き粉を使った後のうがいは10~15mlの比較的少量の水で1回うがいして下さい。

フッ素を塗った後は1~2時間飲食を控える、フッ素を寝る前に使用することが効果的です✨

 

当院でもペーストタイプ・ジェルタイプなど年齢・用途にあわせた歯磨き粉をご準備しています👍

ちなみに私は、コンクール大好き人間なのでコンクールのジェルを使用しています🤗

ご不明点・ご不安なことがございましたら、ぜひご相談ください🥰