入園、入学における虫歯予防について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

1月も残りあとわずかで新年があけて早1ヶ月が経ちますね。

今年の目標を自分なりに立ててみました。

私生活では朝活に力をいれて早起きをすることで

掃除や洗濯など家事を済ませたりインスタグラムやフェイスブックなどSNSから情報を得てみたいと思います。

いつもは6時に朝の準備を始めるのを1時間ほど早くしてみます。

仕事面では1月から新人のスタッフが来てくれたので

新人スタッフが働きやすい環境作りに加えて

自分とスタッフ間でアポイントや診療内容など情報共有をより積極的におこなっていこうと思います。

 

さて今回は入園や入学を控えたお子さんの虫歯予防について説明していきます。

まず入園に関してですが一般的に乳歯が全て生え揃う年齢になるため

上下あわせて20本の乳歯の本数があることが重要です。

入園時には前歯の歯と歯肉の境目が虫歯になりやすいため

保護者による仕上げ磨きと間食の時間帯を決める食生活の指導

さらに歯科でのフッ素塗布をおこなうことで予防していきます。

まれに前歯が2つくっついた状態の癒合歯があれば

より虫歯リスクがあがるため念入りにブラッシングをおこない

レントゲン撮影をおこない後続永久歯の有無を確認する必要があります。

 

次に入学に関してですが下の前歯が永久歯に生え変わる時期でもあるため

乳歯の動揺がみられる場合は自然に様子をみるか抜歯をおこなうのか

かかりつけ医での相談が重要です。

6歳臼歯が生えてくる年齢でもあるので下の奥歯から先にはえてくるのを確認して

萌出した場合はフッ素に加えてシーラントをおこなうことで予防効果を高めていきます。

下の前歯の生え変わりや6歳臼歯の萌出は個人差があるため

パノラマレントゲン撮影で位置を確認しておくのもいいと思います。

口呼吸や指や爪を噛む癖がある場合は前歯の永久歯の歯並びに影響がでるため

口呼吸の改善のため筋機能訓練をおこなったり耳鼻科を受診し鼻のとおりをよくすること

指や爪を噛む癖がある場合は保護者協力のもとに癖の改善が求められます。

 

このように入園時では乳歯の本数と仕上げ磨きと食生活の改善

入学時では前歯の乳歯から永久歯への生え変わりと6歳臼歯のフッ素塗布とシーラントが重要です。

4月からの入園や入学に関して歯のことでお困りやお悩みがある方は一度歯科を受診して

適切な予防をおこなうことを推奨します。

何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくお願いします。